経験豊富な多国籍スタッフが在籍 外資系案件にも強いパソナ

現在、シンガポールには数多くの日系人材紹介会社が事業を展開しているが、その草分けと言えるのが日本のパソナグループを本社とするパソナシンガポールだ。同社が設立されたのは1984年、日系総合人材サービス会社のシンガポール拠点としては初となった。

14の国・地域、55拠点からなる海外オフィスとのネットワークを通じた幅広いHRソリューションを提供しており、長年のネットワークから得たさまざまな業界・業種の求人案件を扱っているのが強み。日系・外資・ローカルを問わず、多数の案件を取り揃える。「新卒案件からCFOや拠点長案件など、幅広くご依頼いただいています。長くお付き合いのある大手欧米系の外資系企業の求人が多いのも特徴です」同社セールス＆マーケティングマネージャーの森村美咲さんはこう話す。

多国籍のコンサルティングスタッフによるサポートを受けられることも魅力で、職歴10年以上のベテランコンサルタントも在籍している。

「経験豊富なコンサルタントのサポートで、ご自身も気づいていなかった可能性も含め、ご転職先を提案しています。また多国籍のコンサルタントがいることで、母国語によるチェックができ、外国人として当地で就労することについて、同じ立場で親身になって相談できます」（森村さん）。

DP保有者向けセミナーなど随時開催

4月にはDPやLTVP保有者を対象に、就職セミナーを開催した。今後もDP保有者向けのセミナーなどは随時開催する予定という。

長年にわたり、シンガポールで人材紹介サービスを展開している同社。「30年以上当地でHRサービスを展開する中で得たノウハウを元に、さまざまな企業様に寄り添いサポートしてきました。今や採用のご相談のみならず、労務・研修・アウトソーシングなど、人事の『万屋』としてさまざまなご質問やご相談をいただいていることは、信頼されている証と思っております」と森村さん。長年の実績による、企業側との信頼関係も強みといえそうだ。

コンサルタントインタビュー
スサンティ・オーさん
Assistant Manager
Pasona Singapore Pte Ltd

現在、銀行・ファイナンス部門のリクルートメントコンサルタントを務めています。私の出身はインドネシアで、シンガポールは外国人でも働きやすいこともあり来星を決めました。人材コンサルタントとして、この国で6年間働いています。

候補者の方の能力やスキルをしっかり見極め、クライアント企業様とマッチングさせることが、私の仕事のポイントです。ただ企業の採用プロセスでは、候補者の方の人柄がその企業のカルチャーに合うかどうかも重要だと考えています。

以前クライアント企業様に対し、人材採用の研修を行ったことがあります。その時、社員の方同士で研修内容をシェアするなど、どうすれば良い人材を獲得できるかとても真剣に取り組んでいたのが印象的でした。こうした研修に取り組む姿勢には、企業様によって違いもあります。それぞれの企業様の雰囲気が候補者の方と合うか、コンサルティングでは両者の相性にも注目しています。

プロとしてのスキルアップに シンガポールは素晴らしい環境

アジアのハブであるシンガポールには多様な企業が進出しており、さまざまな就労機会を得ることができます。私個人としても、人材関連業のプロとしてのスキルと知識を得るにはとても良い環境だと考えています。

またシンガポールには、さまざまな国から異なる価値観を持つ人たちがやってきます。こうした中で常に他者への好奇心を持ち、その人の考えに共感できることは、人材コンサルタントとして大事な資質だと感じています。

■転職者の声
来星する以前からスサンティさんにはメールや電話でお世話になっていました。応募や面接後もまめに進捗をご連絡いただき、面接前には詳しいアドバイスなどもいただきました。仕事に対する責任感と熱心さは本当に素晴らしいと感じました。（Y.Eさん クライアントサービスアナリスト）

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