銀行・金融などで実績伸ばすRGF アジア他国の案件も紹介

日本最大の人材サービス企業である、リクルートホールディングスのシンガポール拠点であるRGF HR Agent Singapore Pte. Ltd.。日本人だけでなく、日本語が話せる外国人向け案件も取り揃える。近年では、バンキングやファイナンス分野に注力、欧米系企業の案件で実績を伸ばしているという。

同社はそれぞれの領域に特化したコンサルタントがいるため、どんなスキルへのニーズが高まっているかなど、業界の動きも併せて登録者に伝えられるのが強みで、日本語スピーカー向け案件も豊富。「ビジネスレベルの日本語が使える方は、クライアントからのニーズがとても高く、シンガポーリアンの方にも案件をご紹介しています」コンサルタントの笠松薫里さんはこう話す。

幅広い業種の案件を扱っている同社だが、欧米系の銀行や金融系企業のジャパンデスク案件などを積極的に開拓しており、取り扱う案件の数も増えているという。「こうした企業で、M&Aや海外進出支援の経験者に対するニーズはかなり高いといえます。シンガポールで働いた経験も大きな強みになるでしょう」（笠松さん）

他国の拠点とのネットワークもRGFの強みといえる。タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、中国、香港の案件も扱っており、登録者の希望に応じてこれらの国の案件も紹介してくれる。

シンガポールでの転職支援向けセミナーも開催

個別のコンサルティングだけでなく、転職支援に向けたイベントも開催しており、5月18日には転職者に対するセミナーを開催する予定。今年からシンガポールで働きたい人、数年ぶりに転職活動をする人などを対象に、レジュメの書き方や面接の受け方などを学べる内容という。

「日本とシンガポールの面接スタイルの違いなど、皆さんの疑問についてお答えするとともに、実践的なアドバイスをしたいと考えています」と笠松さん。さまざまな形で転職者に役立つサービスを提供している。

コンサルタントインタビュー
笠松 薫里さん
RGF HR Agent Singapore Pte. Ltd.

日本で人材業に10年以上携わった後、家族の仕事の都合で2014年からシンガポールで働いています。日本では金融部門の営業サポート業務を担当したことがあるため、同分野の案件については業務内容をイメージしやすく、日本での経験が役立っています。

登録者の中には仕事と家庭の両立について不安を持っているDP保有者の方もいらっしゃいますが、私自身がDP保有者なので、自分の経験からいろいろアドバイスすることができます。DP保有者の方の不安に寄り添うことができるよう心がけています。

また実務経験はあっても、今後やりたいことがよく分からないという方もいらっしゃいます。決してこちらから案件を押し付けるのではありませんが、そうした方に対しては、やりたいことが具現化できるようさまざまな提案をしています。中には、当初考えていなかった業種・職種の案件に関心を持ち、その企業様から採用された方もいらっしゃいます。転職者の方から「あの時の面談で、今とは違うポジションで自分の経験やスキルを活かせることに気づいた」と言われたときが一番嬉しいですね。

面接ではしっかりアピールを

シンガポールの就職・転職活動では、日本での常識が通用しないと思うこともよくあります。ローカル企業などの面接では、ある程度の英語力が必要になるのはもちろんのこと、候補者の方が自分の能力やスキルを先方に知ってもらうための努力が日本以上に重要です。優れた学歴・職歴を持った方でも、アピール不足で採用に至らないことも決して珍しくありません。履歴書に書かれていない部分で、何が自分の強みなのかしっかり話せることは、特に大事だと思います。

生活費の高いシンガポールですが、「世界を舞台に働くことができる」という点はやはり魅力的だと思います。グローバル化が進む中、日本企業にとっても海外展開はますます重要になっています。いずれ日本に帰国するとしても、海外で働いた経験はその方のキャリアにとって有益になるでしょう。

RGF HR Agent Singapore Pte Ltd    株式会社リクルート シンガポール法人
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71 Robinson Road, #05-04, Singapore 068895
Tel: +65 6221-7437 Email:singapore-jp@rgf-hragent.asia
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