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シンガポール就職ケーススタディ

2016年3月2日

資格・スキルを活かす就職 [米国公認会計士編](USCPA)

シンガポール就職体験談

実務経験と英語力にプラスしてアピールできるUSCPA

米国系IT企業のシェアードサービスにて、経理として主に日本の業者への支払いを担当しています。経理関係の就職活動ではまず実務経験が重視され、USCPA保持ということですぐ採用が決まるという訳ではありません。しかし、やはり資格として評価の対象となることもあり、アピールにつながると思います。
実務においても多国籍企業ではワークプロセスの変更・改善がよくあるので、内容をスムーズに理解したり、積極的にプロジェクトに参加したりする際にはAudit Control(監査管理)の知識などが役立つと思います。
私はシンガポールに来る前に、日本で経理の仕事をしながら専門学校に通ってUSCPAの勉強をしました。USCPA取得を考えたのは、資格を持つことで実務経験だけでなく、自分の強みとしてアピールできると考えたこと、グローバルな環境で働くことをめざしていたので英語力プラスアルファになる資格の取得を考えていたことなどが理由です。TOEIC800点以上を取っていたのでUSCPAの勉強と並行して英語の勉強に時間を割くことはしませんでした。
出願したのはワシントン州で、当時は受験のため渡米が必要でした。勉強開始から全科目合格までに要した期間は2年と少しです。
USCPAをめざす方は、仕事をしながら準備されるかと思いますが、いかに勉強時間を確保するかが重要だと思います。USCPAは1科目からでも受験が可能といった意味でも対策が立てやすい資格試験だと思います。あきらめずに頑張ってください。    W・A さん IT企業勤務

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.295(2016年1月18日発行)」に掲載されたものです。

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