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2015年4月20日

落ち着いた空間で、本場・下関直送の本格とらふぐ料理に舌鼓

とらふぐ料理専門店 ふく

モハメドサルタン・ロードのショップハウスの1階に、突然フグの描かれた黒い看板が現れる。昨年10月にオープンした、日本以外ではめずらしい高級とらふぐ料理専門店「ふく」だ。とらふぐと聞くと敷居が高いイメージがあるが、窓のある木製の扉は明るい印象で入りやすい。

 

new_店舗外観 

 

中に入ると手前にカウンターがあり、奥には落ち着いた雰囲気の空間が広がる。

総料理長の塚本浩二さんは、とらふぐ料理の本場・下関で長年経験を積んだベテラン料理人。多民族国家のシンガポールで、ふぐの最高級品種とらふぐ料理の魅力を広めたいという思いから、同店をオープンした。

当然ながら、安全性には細心の注意を払っています。とらふぐは内臓を取り除いた状態で輸入されるので、危険はありません」と塚本氏。「日本と同じとらふぐ料理を提供するため、日本産のとらふぐはもちろん、野菜やポン酢に至るまで、全て下関から週2回空輸しています」。

とらふぐの魅力はまずその食感にある。半透明で美しい刺身(てっさ)を、サッとポン酢に浸して頂くと、ぷりぷりとした弾力に思わずビックリ。そして舌にはほのかな甘みが残る。鍋料理(てっちり鍋)では、歯に絡み付くようなむっちりとした感触が味わえる。味そのものは淡白だが、身から染みだしている旨味で、白菜やエノキも味わい豊かになっている。また、通常のてっちり鍋の他にも、ニンニクの利いたふぐ味噌鍋と、白味噌入りのふぐ豆乳鍋が用意されている。

飲み物のおすすめは、やはり特製のひれ酒。焙煎したフグひれに熱燗を注いだもので、香ばしく体中に染み通る。

料理はアラカルトでも注文できるが、当日注文OKのお得なコース料理は150~400Sドル。いずれのコースでも、刺身(てっさ)、鍋料理(てっちり鍋)、ふぐ雑炊が楽しめる。580Sドル~の天然とらふぐコースは、仕入れの関係上、5日前までに予約が必須となっている。

 

大黒天コース(250Sドル)。小鉢と身皮、皮の湯引き、てっさ、唐揚げ、季節のお料理、焼き白子または白子鍋、てっちり鍋、ふぐ雑炊、季節のデザートが付く。てっちり鍋は、味噌鍋または豆乳鍋にも変更可。

ひれ酒は1杯25Sドル。注文すると目の前で火を付け炎が上がることにより、香りが引き立ち目でも楽しむ事ができる。

 

ふぐ味噌鍋は、ニンニクのアクセントが利いた味噌の風味が、淡白なフグの旨味と絡み合う、食べ応えのある味だ。ローカルのお客さんにも人気。

ふぐ豆乳鍋は、豆乳と白味噌がフグの上品な甘みを引き立てる一品。豆乳の栄養とフグに含まれる大量のコラーゲンを一緒に摂れるので、女性にも人気だ。

 

専門店ならではの品質で、日本と変わらない「本物」の味が楽しめる。航空会社や大使館での勤務経験もあるというスタッフの行き届いたサービスも心地よい。最高級の料理と万全のおもてなしに、ゆったりとした雰囲気が揃った「ふく」なら、接待をはじめ、大切な人との特別なシーンにも対応できるはずだ。

FUKU Fine Fugu Kaiseki Restaurant 

14 Mohamed Sultan Road #01-01 Singapore 238963

Tel: 6235-8216 SMS: 9671-0560

営業時間: 毎日 18:00-23:00

http://fugu-fuku.com

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