点心は蒸し立ての熱々が食べられる。場所はノビーナ駅直結のSquare２

食事の時間は長く取れないが、日本から来た出張者にシンガポールらしい食事を提供したい。そんな時に是非足を運んで欲しいのが「TungLok Teahouse」だ。

場所はオーチャード駅から南北線で北に二駅のノビーナ駅。駅直結のSquare２に入っており、１階のインフォメーションカウンターを目指して歩くと、そのすぐ隣にある。

店内はカジュアルな雰囲気で、注文の仕方も簡単。iPadに表示された料理写真から好きなメニューを選択するだけだ。確認ボタンを押すと注文が完了し、ほどなくして料理が回転寿司形式のベルトコンベアで運ばれてくる。カジュアルな雰囲気のレストランだが、同店の点心料理は注文を受けてから蒸すので、出来立ての熱々が食べられるのが特徴。是非注文してほしいのが米粉を使った広東式点心、メニュー表92番のエビの腸粉（S＄6.8）だ。中にはプリプリのエビとホタテ、そして細かく刻んだカイランが入っている。この料理が他店と違うのは、揚げ春雨を加えてクリスピー感を出したところ。腸粉のしっとり感と春雨のクリスピーな食感、更にエビのプリプリ感とソースが絶妙にマッチしていて、箸が止まらなくなりそう。また、メニュー表86番の小籠包（４個/S$5.8）も外せない一品。スープはあっさりしていて、優しい味に仕上がっている。

円卓に座りあれこれ試してみるのがおすすめ

４人掛け、又は６人掛けのボックス席も良いが、人数が多い場合は店内左手奥にある12人まで座れる円卓がおすすめ。ここに座ればオーダーはiPadで写真を見ながら簡単に済ませることができ、ウエイターが料理を席まで運んでくれる。中華式の円卓なので、様々な種類を沢山頼み、あれこれ試してみるにも最適だ。静かな環境で食べたい場合はさらに奥にある個室を利用しよう。個室は２部屋あり各12人まで収容可能。

おすすめメニュー

豚のバーベキューパオ（メニュー表88番/３個/S＄5.8）
白とピンクの子豚は思わず写真を撮りたくなる可愛さ。通常キャラクター系のパオは中身が甘めなのが多いが、これは黒胡椒がピリッと効いていて美味。

黒鳥のドリアンパフ（メニュー表106番/３個/S＄5.8）
ドリアン初挑戦の人にもハードルが低い一品。使っているドリアンはD24という種類でそれ程癖も強くない。