1936年アメリカ屈指の高級住宅街 ビバリーヒルズで創業以来、その伝統と味を守り続けるプライムリブの老舗

オーチャードの中心、マンダリンギャラリーショッピングセンター４階にあるLawry’sはシンガポールに出店して今年で19年目。店名にあるように一番の目玉はもちろんプライムリブだ。

創業当時から変わらない銀色のカートをテーブルまで運んで来て、すぐ隣で切り分けてくれる。日本人一番人気の焼き加減は“ミディアムレア”とのことだが、リクエストすれば一番適した焼き加減の部分をカットしてくれる。大きさも、カリフォルニア・カット（160g：S＄80++）、イングリッシュ・カット（200g：S＄95++）、ロウリーズ・カット（285g：S＄120++）、そして肉厚でボリュームたっぷりのダイアモンド・ジム・ブラディ・カット（450g：S＄170++）からお腹の空き具合によって選ぶことができる。肉の旨味を増すため熟成に最低21日かけ、約４時間かけてじっくりローストした肉は、非常にジューシーで柔らか。肉本来の深い味わいを堪能できる。また、プライムリブを注文するとサラダ、マッシュポテト、ヨークシャー・プディングが無料で付いてくる。サラダはLawry’sオリジナルの制服を着たウエイトレスが、カートに材料を乗せてテーブルまでやって来て、氷の上に乗せたボールをくるくる回しながら、ドレッシングを高々とあげて目の前で作ってくれる。お皿もフォークも良く冷えていて、サラダもシャキシャキとした歯ごたえだ。ヨークシャー・プディングは肉汁を少しだけ付けて食べるのがオススメ。ふわふわした食感と表面のパリパリ感がソースと良く合う一品。また、サイドにクリームコーン、グリーンピースのバターソテー、ほうれん草のクリーム煮の三点セット、シルバー・サイド・トリオ（S＄15++）をオーダーするのもお忘れなく。肉の上に乗せて一緒に食べても美味しい。また、平日ランチ時は現在プロモーション中のウィークデー・パワー・ランチ（S＄58++）がオススメ。デザートとコーヒーも付いてくる。ランチセットメニューは毎月変わり、パスタやチキンも登場するそうなので、こちらも要チェック。

充実した個室

個室が充実しているのがLawry’sの特徴。全部で6つの個室があり、人数に合わせて組み合わせることで、最大32名まで収容可能な部屋を用意できるという。部屋はどれも落ち着いた空間で居心地が良い。眺めの良いガラス張りの個室もあり、オーチャードロード界隈の景色を見下ろせる。また、用途に合わせてプロジェクターやスクリーンも貸し出してくれるそうだ。コーポレートイベントなどではウォールガラスが施されたダイニングホールに仕切りをしてカクテルを楽しむこともできる。「メニューの相談も気軽にしてください」とマーケティングのチェルシーさん。
個室の最低利用料金: ランチ S$100/人、ディナー 約S$120/人

おすすめメニュー

ロブスターテイル
肉以外の人気メニューといえばロブスターテイル（1尾S＄32++、2尾S＄58++）。プリプリとした食感とバターの旨味とのバランスがちょうど良いあっさりとした味付けだ

ザ・フェイマス・オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ
パフォーマンス性も高いサラダ。目の前で盛り付けてくれるサラダプレートはLawry’sオリジナルのお皿。