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注目レストラン・飲食店

2016年10月30日

本格アルゼンチン料理をフレンドリーなオープンキッチンで楽しむ

ボチンチェ

MRTテロック・エア駅から徒歩数分、チャイナタウンの風情あるショップハウスに溶け込むように佇む「boCHINche」。マーティン・ロードから現在のアモイストリートに移ったのは2013年。シンガポールで本格的なアルゼンチン料理が楽しめるレストランとして人気を誇っている。

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アルゼンチンは歴史上、世界各国からやって来た移民と先住民によって構成された国で、その料理も主にスペイン、イタリア、そして中東の影響を強く受けている。当店のお勧めは勿論アルゼンチン料理の代表格でもある肉料理のチュラスコ(リブアイ400グラム、75Sドル++)。チリやクミンなど様々なスパイスを混ぜて作ったソース、チミチュリを乗せて食べるのがアルゼンチン風で、赤身の多い牛肉とのバランスが絶妙な一品。またストリートフードとしても知られる具入りペストリーのエンパナーダ(ビーフ8Sドル++)も外せない。エンパナーダは中東の影響を受けた一品で、13のひだで包むのがアルゼンチンの伝統だという。見た目はシンガポールのローカルフード、カレーパフに似ているが、中身は牛肉又は鶏肉に玉ねぎ、そしてクミンなどのスパイスが使われている。あつあつのうちに手に取ってほおばるのがアルゼンチン風。

 

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具入りペストリーのエンパナーダ。ピロシキにも似ている

 

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リブアイビーフのチュラスコ。グリルステーキで、アサードとも呼ばれる。チミチュリソースと共にいただく

 

数少ないシンガポールのアルゼンチン料理のレストランの中でも、boCHINcheは伝統の上にモダンを積極的に取り入れる今のアルゼンチンの食文化をすすんで紹介している。1025から28日にかけて行われたイベント「COMILONA(スペイン語で“宴会”の意)では、アルゼンチンのブエノスアイレスからシェフを招待し、本場のアルゼンチン料理そのままを存分に披露した。去年はロンドンで行われた人気イベントで、5コース料理(150Sドル++、 ワインペアリング190Sドル++)で週末は満席と盛況だった。ブエノスアイレスの名店『Chila』のシェフ、ソリダット・ナルデリさん、同じく「プラ・テラ」のシェフ、マーティン・モルテミさん、また、今回はパークハイアット東京「ニューヨークグリル」で腕を振るう人気シェフも今回のイベントの為に来星。このレストランのオープンキッチンコンセプトも手伝って、シェフとゲストたちの会話もはずみ、地球の裏側にあるアルゼンチンを誰もが身近に感じられた。

 

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ブエノスアイレスの『Chila』のシェフ、ソリダット・ナルデリさん、同じく「プラ・テラ」のシェフ、マーティン・モルテミさん

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