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National Day Parade @ Marina Bay 2007

National Day Parade @ Marina Bay 2007

今年のテーマは
「可能性の都市・シンガポールを祝福しよう
―― Celebrate Singapore:City of Possibility

NDPの今年のテーマは、ありとあらゆる職業・民族・階層のシンガポール国民すべてが、ともに集い、この国の独立を祝福するという、喜びと誇りを表している。

シンガポール国民が、チャンスを生み出しかつ掴み取るために懸命に働き、創造的で積極的だからこそ、シンガポールは今日のような「可能性の都市」になれた、多様な文化を持つ国として多様性を尊重し、外来者を積極的に受け入れることで、シンガポールはいまや世界の縮図ともいえる姿になり、決断力と努力をもって何が可能になるかを体現している――そんなシンガポールの国家としての誇りが、このテーマに凝縮されている。

ナショナルデーパレード2007NDP 2007

National Day Parade @ Marina Bay 2007

毎年シンガポールの建国記念日である8月9日に盛大に催されるナショナルデーパレード(NDP)。「パレード」という言葉から想像される以上の大規模なイベントで、毎年5月頃に受け付けられる入場チケットの抽選には多数の応募がある(応募はシンガポール国民またはPR保持者のみ)。

地元シンガポールのシンガーやダンサーによるコンサートのほか、シンガポール陸海空軍、警察、民間防衛隊などによるパレード、軍用ヘリコプターによる巨大シンガポール国旗の飛行ショー、空軍のF-16C戦闘機による編隊飛行、落下傘部隊によるデモンストレーション(昼・夜計2回)、照明・音楽・水・パイロなどで華やかに演出されるショーなどがあり、フィナーレには花火が打ち上げられる。

NDPの模様は、テレビならびにNDP公式サイト上からウェブキャストでも中継される。

シンガポール・ファイアーワークス・セレブレーション2007Singapore Fireworks Celebrations 2007

National Day Parade @ Marina Bay 2007

2004年から毎年8月に開催されてきた「シンガポール・ファイアーワークス・フェスティバル」が、今年から新たに「シンガポール・ファイアーワークス・セレブレーション」として開催される。

今年は8月17日(金)・18日(土) の2日間で、会場はマリーナ・ベイ(開始時間は両日とも午後9時)。アジア、ヨーロッパから世界的なプロデューサーを迎え、躍動感あふれる音楽とともに美しい花火がシンガポールの夜空を彩る。日本の大規模な花火大会とは異なるが、年々観客数を増やしており、毎年8月のベイ・エリアの恒例イベントとして定着しつつある。

花火の打ち上げ前後にも様々な企画が予定されており、多種多様なアートを取り入れたカーニバルや、チャリティ・ストール、ストリート・パフォーマンスなどが夕方から深夜まで楽しめる。

NDPの新会場、マリーナ・ベイの大型浮体施設Marina Bay Floating Stadium

National Day Parade @ Marina Bay 2007

これまでNDPの会場はナショナル・スタジアム、もしくはパダンであったが、ナショナル・スタジアムの改築に伴い、今年からマリーナ・ベイ地区に新しく設けられた浮体施設「マリーナ・ベイ・フローティング・スタジアム」に移される。1年余りを費やして建設された世界でも最大規模のこの浮体施設はサッカーフィールドより一回りほど大きく、今後様々なイベントの会場としてナショナル・スタジアムに代わって利用される予定。

設計は防衛科学技術庁で、最新技術を駆使した排水機構を装備、落雷対策も施され、安全面にも配慮されている。

陸部に建設された観客席は2万7千人収容可能で、シートがカラフルに色分けされていて遠目にも鮮やか。シティ・エリアの高層ビル群を背景に各種イベントやスポーツが楽しめる、シンガポールの新名所だ。

シンガポールの未来をデザインで表現してみよう!ASSEMBLY® Design Competition: Always a Better Way!

National Day Parade @ Marina Bay 2007

今回初の試みとして開催されるのが、NDPで配布される「ファンパック」と連動したデザインコンペ。今年の「ファンパック」は「アセンブリー・バッグ」と名付けられ、デザイナーのハンソン・ホー氏が手がけた。両端にプラスチックのファスナーが付いた布製のパネルが繋ぎ合わせられたユニークなバッグで、色は6色。「アセンブリー・バッグ」には1枚ずつ無地のパネルが入っており、このパネルを使ってデザインを競う。

シンガポール在住者であれば外国人も「The FunPack Design Competitionウェブサイト」からパネルの画像データをダウンロードして応募できる。

応募受付は2007年7月30日から9月15日まで。最優秀作品には1,000Sドル相当の賞が授与されるほか、上位500作品については、年末に開催されるシンガポール・アート・フェスティバルで500枚をひとつに繋ぎ合わせたカラフルなASSEMBLYRファンパックとして特別展示される。

シンガポールの歴史

古くは14世紀の文献で「トゥマセク」の名で登場するシンガポールが、「シンガプーラ」(獅子の町)と呼ばれるようになった経緯については諸説あるが、19世紀前半までは少数の漁民と海賊が住む島に過ぎなかった。1819年にイギリス東インド会社の書記・ラッフルズ卿が中継港建設のために上陸、名前も英語風に「シンガポール」と改められた。ラッフルズ卿により自由港として建設された新都市・シンガポールには、やがて東南アジア各地や中国、インドなどから数多くの商人たちも集まるようになり、重要な貿易拠点としての地位を確立していった。

長らくイギリスの植民地として保護下にあったシンガポールだが、第2次世界大戦中には3年半ほど日本が占領し、「昭南島」と名付けられていた。終戦に伴い、マレー半島とともに再びイギリスの統治下に置かれ、1955年には自治政府が成立。1963年マレーシア連邦が成立し、シンガポールはその一州となった。しかし、マレー人優遇政策を取る連邦と中華系住民が80%を超えていたシンガポールの対立が激しくなり、連邦に追放される形でシンガポールは独立せざるを得なくなった。

1965年8月9日、リー・クアンユー首相(現顧問相)が独立を宣言、シンガポール共和国となった。

シンガポール国旗

上半分が「赤」、下半分が「白」の二色に分かれ、上半分には三日月と五つ星が白抜きで描かれている。赤は「国民すべての友愛と平等」、白は「普遍的かつ永久に続く清廉さと美徳」、三日月は「地平線を昇る新生国家」、そして五つ星はそれぞれ「民主主義・平和・進歩・正義・平等」を表している。

1959年12月3日に自治政府の旗として制定され、共和国独立時に国旗として採用された。

通行規制に関する情報

NDP関連で会場付近の道路で一部通行規制が行われる。詳細はNDP公式サイトでご確認を。

NDP関連イベントも盛りだくさん!

「ナショナル・デー・フェスティバル」と題して、NDP関連の様々なイベントが8月26日までの間シンガポール国内各地で開催される。

詳細は下記サイトをご覧ください。

2007年07月30日

文= AsiaX編集部

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