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社説「島伝い」

2007年1月1日

元旦の計と集中力

新年明けまして、おめでとうございます。

 
2007年がスタートしました。皆さん、「元旦の計」は立てられましたか。新しい年を迎えるにあたって「元旦の計」を立てるのは日本人ばかりでなく、「New Year’s Resolution」といって、アメリカなどでも多くの人が新年の抱負を考えます。以前、アメリカの大衆紙USA TODAYに掲載されていた記事を紹介します。

 
一般の人々が心に新年の計を抱くこの時期に合わせ、各企業は「これぞ商機」とばかりに「元旦の計:マーケティング」プランを立てます。アメリカの「元旦の計」トップ5と、それぞれの「計」に対応した商品・サービスを提供する各種ブランドがこちら。

 
1位:禁煙 ←Nicorette(日本でも有名なニコチンガムの会社)
2位:財政向上 ←H&R Block(確定申告などの財政サービスを扱う会社)
3位:減量 ←Weight Watchers(減量グループ)
4位:運動する ←Bally Total Fitness(スポーツジムの大手チェーン)
5位:職を見つける ←Monster.com(就職支援サイト)

 
なお、記事で紹介されていた調査結果によると、「元旦の計」を立てたアメリカ人のうち、36%は1ヶ月以内に、また54%の人が半年以内に破ってしまうとのこと。ということは、約90%の人が実行できずに1年を終わってしまうことになります。

 
では、どうすれば「元旦の計」として立てた目標を実現することが出来るでしょうか。
何かを実現するために大切なのは、物事に集中して取り組む「集中力」。集中力を高める方法は色々ありますが、ここではカラダづくりによって集中力を高めるポイントを4つ紹介します。

 

 

  1. 1. 加工食品を控える(集中力を低下させると言われるスナックやインスタント食品等を控える)
  2. 2. 脳の疲労をとる睡眠をとる(集中力を回復するための睡眠、一呼吸ごとにゆっくり息を吐きながら100、99と数える「カウントダウン睡眠法」が効果的。羊の数を数えるのはカウントアップで、人によっては緊張感が高まる)
  3. 3. 適度な運動で脳を活性化(運動することで心拍数が高まり、血流が良くなるので、脳が活性化されてより集中力が増す)
  4. 4. リラックスすることを習慣づける(遠くを見つめる等、一日に何回もリラックスすることを習慣づける)

 

2007年が実りある一年でありますように!

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.089(2007年01月01日発行)」に掲載されたものです。

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