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社説「島伝い」

2016年1月1日

「元旦の計を必ず実現する工夫」

新年を迎えると、会社でも個人でも何らかの目標、つまり元旦の計を立てることと思います。昨年の目標で達成できなかったものが持ち越されて、再び元旦の計に加わっていることもあるでしょう。業務上の目標であれば綿密に計画を立てて着実に達成する人でも、個人の目標となるとなぜか計画性が薄れるようで、せっかく元旦の計を立てても挫折しがちのようです。

 

また、張り切って多くの目標を立てていたものの、1年を振り返ってみたら半分も達成できていなかった、という話もよくあります。努力が足りなかったり、やり方が悪いこともありますが、そもそも1年では実現不可能なぐらい欲張り過ぎていることも……。そこでおすすめしたいのが、元旦の計をシンプルに、1つかせいぜい2つに絞り込むこと。その方が達成度もはっきりわかりやすくなります。

 

例えば、「自分のライフスタイルを確立する」という目標を立てたとします。これだけでは漠然としていますが、実現するためには「規則正しい生活をして、毎日ジョギングをする」などもう少し具体的な、いわば“目標の目標”が出てくるでしょう。ここで、昨年は涼しい夜間に走るつもりだったのに、帰宅が遅い日が続いて数えるほどしか実行しなかったことを思い出すかもしれません。その場合は、他の時間帯で実行できないかを考えてみます。朝ならできるかもと思ったら、予定時刻を心に決めるだけでなく、自分のスケジュールにも書き込みます。

 

1日のスケジュールに組み込んだら、最初の2週間はとにかく何があっても実行します。少し疲れている時は1kmだけでも良いので走ります。継続することで身体が走ることを覚えはじめるとリズムができ、「体が何となく軽い」「最近体調がいい」などを自覚するようになるでしょう。欲が出て、走る距離をもっと長くしようとさえ思うようになるかもしれません。さらに、1年間続けることができた時の自分へのごほうびも決めておくと、モチベーションの維持につながります。

 

ジョギングを例にしましたが、これは他の目標でも応用できることです。ぜひ参考にして頂いて、より多くの元旦の計が達成されることを願っています。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.294(2016年1月1日発行)」に掲載されたものです。

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