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Vol.335

2018年6月25日

川辺 高峰さん

Kawatec Pte Ltd (カワテック) 代表取締役社長

神奈川県座間市出身。「土地柄外国人が多く、近所の人々を通して“多様性”を感じながら育ったので、中学生の頃には将来は外国で仕事と生活をすると決心していました」と笑顔で振り返る川辺さん。IT会社に就職した友人からパソコンやインターネットの将来性について聞き、ITに興味を持ったと言い、学生時代には国際経営やマーケティングなどを勉強しつつ、二足のわらじで週5日ITヘルプデスクの仕事に従事。さらに、ネットワーク技術者養成の夜間学校に通って専門知識を習得し、大学と夜間学校卒業後、IT機器レンタル企業に就職した努力家だ。

 

転機は25歳の時で、シンガポールに発展の可能性を感じて移住を決意。企業向け基幹業務システムやシステム開発を行うIT企業勤務を経て、2007年にカワテックを設立した。「十分な経験を持った日本人の自分が主体となり、親身になった対応やサービス展開ができれば、これまで以上のITサポートが可能」と感じてのことだ。以来11年、ITサポートのプロ集団として、パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク環境、LAN構築から電話回線引き込みまで、ワンストップでのIT環境整備サービスを提供し続けてきた。「ITに関するトラブルは、パソコンに詳しいだけでは手に負えないことがよくあります。IT基盤の強化は業務の効率化につながるものですが、コストや認識不足が理由でIT担当者不在の会社もあります。こうした状況を踏まえ、カワテックでは社外ITサポート部のような立ち位置で、全スタッフが責任をもってサポートにあたっています。最短1日で問題を解決するために、知識力、技術力、部品調達力を高めてきました」と胸を張る。

 

休日は自宅近くのパシリスパークで、6歳の息子さんと一緒にサッカーやフリスビーなどをして遊ぶ川辺さん。ゴールに向かって勉強し続けてきたストイックさとともに、顧客や社員との縁を大切にして、周囲から将来のインスピレーションを感じてきた生き方が、カワテックの経営の第一目的である“社員満足そして顧客感動”につながっているように思えてならない。

 

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.335(2018年7月1日発行)」に掲載されたものです。

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