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Vol.331

2018年2月27日

野﨑 裕司さん

RGF HR Agent Singapore Pte. Ltd. Director, Japan Desk

Vol331_Cover2009年上智大学経済学部卒業。大学時代に外国人留学生向けの就職イベントを開催したことをきっかけに人材業界に興味を持ち、2010年末に外資系ヘッドハンティングファームのロバート・ウォルターズ株式会社に入社。東京事務所にて外資系および日系企業の経営層採用支援に従事後、シンガポールオフィスにて外資系企業向けの経営層採用支援に従事。「来星時は、約200人のオフィスに日本人一人。マネージャーは入社前に長期休暇に入り、社長は自分が入社して2ヵ月後に退職。そのような状況でも結果を残す事に専念できました」と、その当時を振り返る。その後、新規チーム立ち上げの為東京オフィスに再度戻り、2年で東京オフィス最高益を達成。2017年1月にRGF Singapore(リクルートグループシンガポール法人)へ入社し、二度目の来星を果たす。現在は、日本人の海外転職の支援およびグローバル展開を志向する日系企業の採用活動の支援を行なっている。

 

一度目の来星時に外資系企業の採用をメインで手伝っている中で、シンガポール人や外国人が日系企業で働く事に対して良いイメージを持っていない事に気付く。その払拭の為に、より多くの優秀な人材に向けて日系企業で働く魅力を伝えるには、日々企業の採用担当者と候補者と接点を持っているリクルーターのスキル底上げの必要性に着目。「外資系企業は優秀なリクルーターとパートナーを組む事によって、海外で優秀な人材を確保してきました。どんなにアメリカで有名な企業でも、新たな国で事業を行えば、採用も0からのスタートになります。まだ海外で知名度が低い企業でも、優秀なリクルーターとパートナーシップを組むことによって、自社採用だけでは考えられない質の高い候補者と出会えるチャンスが増えます」と語る。「今後も日系企業の海外展開を成功に導くべく、サポートを続けていく」と意欲的だ。

 

プライベートではサッカー観戦に熱を上げる。特にサッカー日本代表の試合観戦は8年連続皆勤賞。今年はWorld Cup Yearなので、気合いが入っている。

 

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.331(2018年3月1日発行)」に掲載されたものです。

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