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表紙の人

Vol.227

2013年1月21日

遠藤 千里さん

Resorts World Sentosa Pte. Ltd. シニアエグゼクティブ。

asiax (51)千葉県出身。小学3年生の時、バドミントン指導者である父の仕事の関係でイギリス・バーミンガムに1年間滞在。この時の経験から、将来またイギリスに留学したいという夢を持つようになった。

大学時代にフィットネスクラブでのアルバイトを始め、大学卒業後もフィットネス業界に就職。インストラクターとしてキッズ向け体操やヨガ、エアロビクスなどさまざまなプログラムを担当した。その後念願のイギリス留学へ。
ロンドンではまず語学学校で英語を勉強しながら、フィットネスの資格を取得。アルバイト可能なビザであったことから、現地のフィットネスクラブでもアルバイトを開始した。最初はなかなか仕事がなかったが、他のインストラクターの代行などから少しずつ受け持ちが増えていった。
3年間の留学生活を終え、英語と得意なダンス、フィットネスをすべて生かせる仕事を求めてクラブメッドへ就職。1年間をタイ・プーケットで、さらに半年間をマレーシア・チェラティンで過ごした。
その後、フィットネスの仕事はある年齢まで、と前々から決めていたため、その通りに転職。人に会う仕事を希望し、マレーシア・シャーアラムのホテルで営業職に挑戦することに。周りはほとんどムスリムという環境で3年間営業をしっかり学び、さらなるステップアップを図るべく2年ほど前にリゾート・ワールド・セントーサへ。現在は主に日本向け広報などを担当、日本からの訪問客や取材・撮影の受け入れにも携わっている。
今一番ハマっているのはホットヨガ。週2 〜 3回はレッスンに通っている。休日にはセントーサのビーチに出かけて、本を読みながらのんびり過ごすことも。英語力のさらなる向上と、マレー語の習得を目指して、読書量を増やすことが今後の目標。
元々体の健康には自信があるので、心を健康に保つことを心がけている。落ち込んだ時には、家族からの手紙を読んだり、海外で活躍するプロスポーツ選手の本を読んで、彼らが言葉や文化の壁を乗り越えた体験に励まされている。身の回りで起こる物事に動じることなく、幼い頃に母が言い聞かせてくれた“自分らしく輝く”ことを目指している。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.227(2013年01月21日発行)」に掲載されたものです。

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