クラウディア・チャンさん
AsiaX Vol.127
シンガポール国際企業庁 マネージャー。シンガポール国立大学で日本語と社会学を専攻し、日本語堪能なクラウディアさん。ビジネスは社会に出てからも仕事を通じて勉強できるが、習得に時間を要する語学は学生時代にやっておくべきと考えて、日本語を学んだ。
大学在学中に2ヵ月ほど東京でのホームステイも経験。一緒にホームステイしていた友人と街に出かけた時、"Excuse me."と英語で話しかけても答えてもらえないのに、「すみません」と話しかけると返事をしてもらえることが面白くて、いろんな人に声をかけてみたという、ちょっと悪戯好きな面も。
シェフである父と家庭料理が得意な母の影響で、食べることは大好き。日本食では刺身が一番好きで、握りずしも半シャリが良いというほど。また、東京・神谷町にあるうなぎ屋で食べたうなぎの味も絶品だったという。
シンガポール企業庁に入った後、日本アセアンセンターに出向していた時期があり、3年ほど東京に住んでいた。日本で仕事をして違いを感じたのが会議のスタイル。シンガポールでは議論は会議でするものだが、日本では事前の根回しが重要であることを知った。和が尊ばれる日本において、仕事でも人間関係を良好に保つことの重要性や、日本人が直接的な物言いを好まないことなど、日本に実際に住み、日本人と一緒に仕事をしたことで理解できたという。また、日本で感心したことのひとつが大手スーパーの事務所で見た営業成績表。営業マンひとりひとりの成績が一目瞭然で、シンガポールでも一度試してみたいという。
以前は企業の担当者などと直接会う機会の多い、いわば最前線の仕事だったが、現在はリサーチがメイン。頭脳労働が多い分ストレスが溜まりやすいので、ジムで汗を流すなど運動でストレス解消を心がけている。
仕事では、今後コンサルティング業や金融業などでビジネス・ディベロップメントやアカウント・マネージメントに挑戦してみたいと考えていて、来年にはCFA(認定証券アナリスト)を取得しようと目下頑張っている。「毎日が勉強、生涯学び続けていきたい」ということばにも、根っからの努力家である彼女の姿勢が現れている。
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