Vol.117

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金子満江さん

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AsiaX Vol.117

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シンガポール日本人学校中学部教諭。前任校校長から「海外の学校で頑張ってみないか」と推薦を受け、文部科学省主催在外教育施設派遣制度で2005年4月にシンガポールへ赴任。大好きな中学部の子供たちと過ごした3年間の貴重な思い出をたくさん抱えて、今月日本へ帰国予定。

埼玉県出身。大学卒業後、都内私立高等学校で体育教師として勤務。その後、埼玉県内で公立中学校の教師となり、4校に勤務した後、シンガポール日本人学校中学部へ赴任した。
小学校時代から陸上、水泳、ソフトをこなすなどスポーツ万能。中学からは「強い部で厳しい環境に身を置きたい」と、当時関東大会・全国大会出場は当たり前という強豪だった剣道部に入部し、大学まで剣道一筋。教師になってからも四段の腕前を活かし部活動で指導してきた。現在もスキー、ゴルフ、ジョギングなどスポーツの趣味が多い。スキーは、時に自然の厳しさを思い知らされるが、自然と触れ合い、一体感を味わえるのが良いとのことで、インストラクターの資格も持っている。
旅行でこれまでに様々な国を訪れてきたが、アジアはシンガポールが初めて。異文化が入り混じったエリアもあり、すべてが興味深い国だと感じた。生活するにも便利で、様々な開発で姿を変え続けており、ますます興味深くなったという。好きな場所はビボシティーにあるドイツ料理店。夕日に照らされたセントーサのマーライオンと海を見ながら食事をするのがお気に入り。
日頃心がけていることは「日々感謝」と「一期一会」。出会いは、時に自分を大きく変えるチャンスになる。シンガポールに来るきっかけをくれたのは、前任校の校長だった。また、海外で活躍している日本人をはじめ、世界中から来て頑張っている人たちに出会えたことは、とても貴重な経験になっている。
仕事では、中学生という日々変化し成長していく難しい時期にある子供たちと毎日一緒に過ごしているが、子供たちの内面を理解し、精神的な成長へつながるよう支援したいという。中学時代は、勉強が大切なのはもちろんだが、自分で考えて判断し行動できる主体性や、相手の立場や気持ちを理解しようとする思いやりの心など社会性を身に付ける大事な時期でもある。その力になりたいと、常々考えながら子供たちと向き合っている。
3年間の任期を終え今月日本へ帰国するが、大好きな中学部の子供たちと離れるのが名残惜しそう。またいつかチャンスがあれば海外で暮らしてみたいという。これからも出会いを大切にしながら、自らの人生を充実させ、仕事に、趣味に、アクティブにチャレンジしていきたいと、どこまでも意欲的だ。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.117(2008年03月03日発行)」に掲載されたものです。
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