Vol.114

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シンマ・ダショウさん

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AsiaX Vol.114

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寿司職人の養成クラスや日本食クッキング・スクールなどを展開するカリフォルニア・アジア・スシ・アカデミーの主宰者であるシンマさんは、ハワイの大学を卒業し、ハワイ、バンクーバーなどで働いた後、2002年にロサンゼルス近郊のカリフォルニア・スシ・アカデミーに入学、日本食について本格的に学んだ。

大学での専門はコミュニケーション学だったというシンマさんがシンガポールでスシ・スクールを設立した経緯を尋ねると、「自分にとっておもしろくない事だと、あっという間に興味を失ってしまう性質。だから、自分自身がハッピーであり、かつ成功するためには、自分が楽しめることをやらなければと気付いたんです。元々日本食は大好きで興味がありましたが、カリフォルニア・スシ・アカデミーの創設者である杉浦利光氏と出会った事がきっかけで同校で学んでみて、日本食やその文化の本質を日本人以外の人達にもっと知ってもらいたい、そのために自分にできることがどうやらたくさんありそうだ、と思ったのが始まりました」と明かしてくれた。
食のスペシャリストらしく、気に入っている場所のひとつが朝のマーケット。シーフードや野菜、果物など色とりどりの食材がずらりと並んだ店先を覗きながら、店の人とおしゃべりしたり、他の客の買い物の様子を眺めたり。マーケットの活気を肌で感じながら歩き回るのが楽しいという。
昨年はマレーシアのある村へ招かれ、寿司作りを実演した。寿司など見たこともないという人達ばかりだったが、生まれて初めて食べる寿司に目を輝かせている姿を見て、単に寿司を作ったという以上に意味あることだったと気付き、シンマさんにとっても嬉しい経験になったそうだ。
いい仕事をするためには精神的にも身体的にも健康であることが大事との考えから、普段の食事に気を配り、週2回はジムで汗を流す。また、毎日仕事を始める前には心静かにしばしめい想して、リラックスしてから仕事に取り掛かるそうだ。仕事に熱中すると時に気持ちがはやりすぎることがあるので、上手くバランスを保つために大切な日課となっている。
「アジアの至るところでおいしい日本食が楽しめるようにしたい」と語るシンマさんの今後の活躍にぜひ期待したい。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.114(2008年01月14日発行)」に掲載されたものです。
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