Vol.113

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山中誠大使

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AsiaX Vol.113

AsiaX Vol.113

在シンガポール日本国大使館 特命全権大使 山中誠さんより、AsiaX Vol.113(2008年新年号)にいただいた「新年の挨拶」を掲載いたします。

新年明けましておめでとうございます。


昨年10月に着任致しまして、私にとってはシンガポールで迎える初めての新年です。昨年は、3月にリー・シェンロン首相が日本を公式訪問され、日本として初めて結んだ経済連携協定である日・シンガポール経済連携協定の改正議定書への署名が行われました。改正議定書は9月に発効し、日本とシンガポールの間の経済関係の一層の発展が期待されています。また、11月には当地でASEAN関連首脳会議と東アジア首脳会議が開催され、福田総理が就任後アジア初の訪問地として当地を訪問され、活発なアジア外交を展開されました。また日ASEAN包括的経済連携協定交渉の妥結を通じ、東アジア経済統合の推進が表明されました。東アジア首脳会議は、東アジア共同体の形成に向けての端緒を開くものですが、文化、民族、宗教の相違など、東アジア諸国が持つ様々な多様性を十分考慮に入れながらも、東アジアの地域協力が開かれた形で一層進展することが必要となります。このような地域協力を進めていく上でも、日本とASEANの窓口とも言うべきシンガポールとの関係を更に深めていくことは、大変重要なことと考えています。


日本とシンガポールの関係は外交関係樹立以来、経済関係を中心に発展してきましたが、今や経済のみならず、政治、社会・文化など幅広い分野で深く多様な関係を築き、二国間の問題のみならず、グローバルな課題についても緊密に連携しています。また、両国の良好な関係は、地域と国際社会の平和と安定及び繁栄にとって重要なものとなっています。大使館としても、本年も、当地で活躍されている在留邦人、日系企業、関係団体の皆様と連携しながら、現在の良好な日・シンガポール関係を一層強化できるよう全力を尽くしていきたいと考えています。


最後に、皆様のご健康と一層のご発展を心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.113(2008年01月01日発行)」に掲載されたものです。
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