ケルヴィン・シアさん
AsiaX Vol.109
1979年シンガポール生まれ。
今号発行の翌日に28歳の誕生日を迎えるケルヴィンさんは、テマセク・ポリテクニックで3年間観光学を学びながら日本語を学習。卒業する頃には日本人会の日本語スピーチコンテストで決勝に出る程の実力をつけていた。
2000年には関西でホームステイ。そこで初めて耳にした関西弁がすっかり気に入ってしまった。シンガポールでの福建語のような感じだと思ったそうで、日本語で好きなことばも「しんじられへん」。真剣な言い方でも、冗談っぽい言い方でも使えるのが面白いという。
日本の音楽では徳永英明や一青窈、玉置浩二などをよく聴くが、ポップスよりもっと好きなのが演歌。氷川きよしの大ファンで、演歌のこぶしは「心が癒される感じがする」という。また、歌舞伎にも興味があり、演歌や歌舞伎をもっと理解したい、そのためには日本語を覚えなければ、と考えて日本語を勉強し始めた。
兵役終了後、DFSで働き始めたが、2003年SARSの影響で観光客が激減、せっかく入った観光業界から一旦離れて電子部品の製造販売を行う日系企業に入社。日本の工場への発注業務に携わり、日本語でコミュニケーションを取る機会が頻繁にあったことが、結果的には良かったそうだ。2004年、株式会社ジャルパックでの仕事に就くことになり、念願の観光業界へ復帰。マーケティングやセールス、ツアーガイドなどに携わった。現在はグッドウッドパークホテルのコンシェルジェとして、観光スポットへの行き方の案内や、リクエストに合わせた食事のアレンジ、その他問合せへの対応といったサービスを日本語で提供し、日本人ゲストがホテルで快適な滞在を楽しめるようサポートしている。
また、仕事のスケジュールの合間を縫って俳優としても活動。メディアコープのタレント発掘イベント『Star Search』で2003年にシンガポールのトップ24になったことがきっかけで、チャネル8のドラマなどに出演している。
12月からは、ゲスト・エクスペリエンス・マネージャーとして2008年開業予定の北京の5つ星ホテルへ移籍する予定。開業準備の段階から携われることに胸を躍らせている。
|
表紙の人トップページ |
|
Copyright © 2003- MEDIA JAPAN PTE LTD. All Rights Reserved.