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ホルモンがにわかブームの兆し!

ホルモンがにわかブームの兆し!

新年早々突然ですが、1人焼肉の経験ある方はいらっしゃいますか?
ないですよね、普通。私は1人で食事に行くのもちょっとニガテ。せいぜいファーストフードかチェーン店的なお店じゃないと入れません。たまに見かける飲み屋さんで1人たたずむ女性の姿に憧れは抱くのですが、自分には夢のまた夢のお話。男性だって、さすがに焼肉を1人でという人は少ないのではないでしょうか?


最近、話題の本があります。「悶々ホルモン」。なんと20代の女性が一人でホルモン屋を渡り歩いて、レポートにまとめた一冊です。このおかげで、なんだかにわかホルモンブーム?が来ているのではないかと私は睨んでいます。バブル時代にモツ鍋ブーム、ありましたよね。なので、第2のモツブームというわけ。この本が書店の店頭にたくさん並んでいるというのももちろんそうなですが、近所にできたホルモン屋さんが、連日行列の大盛況なんですよね。そんなこんなで、気づけば“焼肉屋”ではなく、“ホルモン屋”が増えているんです。


先日も、仕事の仲間が連れて行ってくれたのがホルモン屋でした。モツ系はダメという人も多いかもしれませんが私は大好き(って基本嫌いなものがあまりないだけなんですけれど……苦笑)。モツ鍋ブームの頃はやっぱりモツと言えば煮込みでしたよね。でも今は焼きホルモン。「テッチャン」「マルチョウ」「ミノ」「ハチノス」などなど、ユニークな名前が多いのは「これってどこですか?」なんていう会話がお店の人と弾んでちょっと楽しいかも。私はやっぱりシンプルで腸系が好きかなと思うのですが、「何が好き?」と聞かれても、おいしかったのがどれか覚えていない……のが私です。


モツ鍋ブームの頃はヘルシーなんてイメージがありましたが、七輪でホルモンを焼くときに滴る油を受けて燃え盛る炎を見つめていると、ヘルシーなんてぶっ飛びます。でも、不思議と嫌な気がしない。これがホルモンの魅力なのかも。なんとなく勝手に、肉よりはこっちの方がいいかもって気になりません?特に女性は。あのフルフルした感じがコラーゲンをほうふつとさせるのかもしませんね。


私的にホルモンに一言言わせてもらうとすれば、焼き加減がわからない!なので、一人ホルモンなんて無理かも。焼きすぎておいしくないか、半生で食べて後でお腹を痛くするかのどちらかになるような気がしてしまいます。
ぜひ、皆さんも日本へお帰りの際は増殖しつつある、ホルモン屋さんを堪能してみてはいかがでしょう?

文=Tommy(東京在住・雑誌編集者兼ライター)

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.137(2009年01月01日発行)」に掲載されたものです。
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