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脳も体も漢字で制覇されている!?

脳も体も漢字で制覇されている!?

世の中、「この人の頭のなか覗いてみたいな~」っていう人はたくさんいますよね。そんな人間の心理をついたゲーム(?)が、日本で流行中です。その名は「脳内メーカー」。名前を入力すると、その人の頭の中が漢字で表現されるネット上のサービスで、今年の夏ごろに公開されて以来、たった3カ月ちょっとでアクセス数は既に3億台に達しているそうです。

脳の中を表現する手段が「漢字」。やっぱり漢字って凄いなぁと、この脳内メーカーをやってみて実感。一文字からいろんな解釈ができるんですから。日本では、年末になると一年を振り返って漢字一文字で表す、というのがありますが、なかなか考えられてるなといつも思います。ちなみに去年は「命」。悠仁親王の誕生や、いじめ問題による自殺など命にまつわる話題が多かった一年ということだそう。2005年は、愛・地球博の開催が印象づよく「愛」、新潟中越地震が起こった2004年は「災」でした。

さて、そんな漢字を使って表されるあなたの脳の中は?僭越ながら私の脳の中を発表させていただこうと思います。ズバリ「友」と「悩」が半分ずつ牛耳っておりました…なんかショック。この脳内メーカー、面白いのは名前さえあればいろんな人の脳の中が調べられるということ。いや、さすがに脳の中なんて超プライベートエリアですから、ちょっとためらってしまいますね(嘘です。どんどん調べちゃいました)。我が妹などは、頭のなかが「愛」でいっぱい。脳内全体がびっしり漢字で埋まる人もいれば、スカスカだったり、独特な配列をしていたり。実にバリエーション豊富で楽しい。

でも、そうなると気になるのがこの仕組みです。情報ソースは名前だけですから、何かしらの姓名判断のノウハウが詰まっているのか、ハタマタ完全なオリジナルなのか…。やればやるほど、不思議が募ります。そうはいいながらも、こうゆう単純でバカっぽいゲームって、やっていて楽しいですよね。たとえネガティブな漢字が出たとしても笑いとばせるところが、3億アクセスに達した理由なのかも。

さて、この脳内メーカー人気にあやかって次なるゲームが誕生しています。「体内メーカー」。原理は一緒。体の中も漢字で表されてしまうのです。体内メーカーはyahooのトピックスでも話題になりました。内臓にそれぞれ漢字が出てくるのですが、これが結構イタイ…。メタボブームで、健康志向の高い人が増えていますから、脳の中には興味がなくても体の中がどうなっているのかは知りたいという人の方が多いのかもしれません。ちなみに、私の体内メーカー。肝臓が「汚」、大腸が「怠」と出てしまいました。脳内よりも、体内の方が当たってるかも!?

はい、皆さん健康には気をつけましょう。

文=Tommy(東京在住・雑誌編集者兼ライター)

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.107(2007年10月01日発行)」に掲載されたものです。
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