今回は、よく耳にする「グローバリゼーション」について、会社にいる「人」と合わせて考えてみます。
インターナショナリゼーションとよく比較される言葉で、古くは、70年代から討論されるようになった言葉であるといわれています。インターナショナリゼーションとは、言葉通り「国際化」という意味で国家間を扱うときに通常聞かれていると思いますが、グローバリゼーションとなると、「地球規模」となり、かなり大きな意味で通常使われています。
では、多くの企業が今、「グローバル化」を掲げて業務に邁進しているわけですが、それぞれの「グローバル化」の意味は同じでしょうか。またグローバル化を考える際の留意事項はなんでしょうか。
ある企業では、英語が会社内で公用語となることがグローバル化の一つの目安とされています。また他の企業では、Diversityを重視し、様々な人々が出身国、宗教、性別、年齢などにかかわらず、一緒に働ける環境になることをそう呼んでいます。
また別の企業では、世界のどこに行っても自社の製品やサービスを受けられることがグローバル化の位置づけとされています。
むろん、どれも間違っていないのですが、お客様と我々との会話の途中で確認させていただいていることがあります。
「御社におけるグローバル化の定義は、何ですか?その定義は、御社の掲げているミッション・ビジョン・バリューに直結していますか?またそれらが明確にスタッフの皆さんに浸透していますか?」
英語が社内の公用語になることも確かにグローバル化の一端と言えるでしょうし、様々な国の方々が実力を発揮できる環境を創出することもそうでしょう。そして、世界中どこに行っても自社の製品・サービスが受けられるというのはもちろん、文字通りグローバル化です。
しかし、そこで働いているスタッフの方々に「自社のグローバル化の定義や意味づけ」が明確に伝わっていなくては、「グローバル化もどこ吹く風」です。
またそのグローバル化の定義は、会社の方向性と合致していることも重要です。さらに、個々人がそれぞれどう関わっていくのかもハッキリ伝えて、それに従って動いていただくことも重要です。
実は誰もが当たり前に言い続けている言葉をもう一度定義しなおし、会社としての理解を統一する作業をするのは、こんな時期だからこそ想像以上に意義深いのです。
協力=サイコム ブレインズ(アジア) プライベート リミテッド
文=Sandy齊藤
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