新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
なにかと集う機会の多いこの時期、暴飲暴食になってはいませんか?そうではなくても、なにかと理由をつけては飲んでしまうのは、今や男性だけではなく、女性にもいえる事。控えようとすると、それがストレスになり、食べ過ぎを招いたりして、悪循環になる事を経験した事がありませんか?
そんな時、皆さんはどうなさっているでしょうか?食べてはいけない、飲んではいけない、ではなく、食べ方、飲み方をちょっと留意すればいいのです。「腹八分目」を心に留め、アルコール類は食事をいただいてからか、野菜(調理したもの)、特に玉葱やねぎ、春菊、にんじん、トマト、椎茸、海藻、胡麻、味噌、豆類、小魚、しじみ、あさり等、胃や肝臓の機能を助け保護する食品と一緒にいただくようにしましょう。そして飲食の終わりには、お茶を飲むことをおすすめします。下記に紹介するお茶を試してみて下さい。
※もし、吐き気や胸焼けがあれば、上記のお茶に、紫蘇または陳皮を少量(千切りしたものを3~4切、好みに応じて)入れる。
陳皮は、前回紹介しましたが、みかんの皮を乾燥させたものです。
中薬店で購入できますが、天日で干しても作れます。天日で乾燥しきれなかったら、オーブンで焦がさないように水分をとばします。
二日酔いは、西洋医学では、アルコールの過剰摂取と考えますが、中医学では、水分の過剰摂取、体内に余分な水分が滞る水毒ととらえます。また、胃弱、肝機能の低下により解毒排泄が鈍ります。その結果、何らかの方法で不必要な水分を体外に排泄しようと、吐き気、クシャミ、鼻水、下痢、頻尿等の症状がでます。飲んでいるのに、トイレに行く回数が少ないのは、水分の排泄がされていない事になります。また、余分な水分によって、身体が冷え、頭痛、腹痛等が現れます。したがって胃と肝臓を強化すると同時に発汗、利尿を促し、二日酔いを予防、治療します。
二日酔いにはねぎとわかめのお味噌汁もお勧めです。是非お試し下さい。
お茶は、冷やさずに必ず温かいものを飲んでください。
文=島田久仁子(Kuniko TCM & Healthcare 中医師)
1991年来星。針灸師の教育を受け、診療所に勤務。「天気ヘルス」を設立し、太極拳、気功、骨格運動、家庭の中医学等、自己の治癒力を高める指導を始める。当地の厚生省による中医師及び針灸師国家試験制度の実施にあたり、新加波中医学院にて6年修業。国家試験を経て中医師及び針灸師として認定登録。新加波中医師公会会員。恩師曹光裕博士に師事。中華医院所属。現在「天気ヘルス」を「Kuniko TCM & Healthcare」と改め、上記の指導に加え健康相談及び治療を行っている。
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