コラム

シンガポールのクルマ事情

シンガポール自動車マメ情報(3)

当地で特に多い故障として、バッテリー上がり、タイヤのパンク、パワーウインドウの故障が挙げられます。今回は上記の故障の防止と対策についてお話します。

バッテリー上がり

シンガポールでは、車のエアコンの使用頻度が高く、バッテリーへの負担が日本より高いため、バッテリーが上がる事も多くなります。バッテリー水のレベルは、頻繁に確認をしておいた方が良いでしょう。

また、バッテリーの寿命も日本で乗る場合よりも短いので、路上でのバッテリー上がりを防ぐためにも1年半毎に新品と交換する事をおすすめします。

なお、ほとんどの車両に盗難防止システムが付いていますが、車両の停車中にも微量の電気を使っています。長期出張などでしばらく車を使わない場合は、バッテリーターミナルを片方外しておくのもバッテリー上がりを防ぐ方法の一つです。

タイヤのパンク

パンクは防ぎようがないのですが、スペアータイヤの空気圧をこまめに確認しましょう。いざパンクしたという時でも、スペアータイヤと交換し、取敢えず車を運転する事が出来ます。

パワーウインドウの故障

当地の気候が高温多湿でしかも酸性雨ですので、ゴム類の劣化が日本より早く、窓をガイドしているゴム製の部分と窓がくっ付いて窓が開かなくなってしまったり、窓をガイドしているゴムの滑りが悪くなって窓の開閉時に抵抗が増え、結果パワーウインドウのシステムに負担がかかって故障する、といったケースが頻繁にあります。

いつもはあまり使わない助手席の窓や後部座席の窓も時々開け閉めをして、窓とゴムがくっつかないようにしたり、窓がスライドするゴムの部分に、シリコングリスを微量塗っておく事で、滑りを良くしておくことも故障防止になります。

文=木田泰嗣(JUN TAIYO (S) PTE LTD

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.148(2009年07月06日発行)」に掲載されたものです。
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