前回に引き続き、車に必要不可欠なバッテリーについてお話します。
車の消費電力:車にはいろいろな電装パーツが装着されていますが、どのパーツが一番消費電力が大きいか、また、他の一般的な電装パーツはどれくらい消費しているか、大体の目安ですが、知っておくことは重要です。
この様に、エアコンの消費量が一番高く、で17アンペアーほど消費してしまっています。
夜、帰宅時に雨が降り、ヘッドライト、ワイパーを使い、エアコンも使い、リアガラスの曇り止め(リアディフォッガー)を使い、オーディオで音楽を聞きながら帰宅――そんな場合、バッテリーにとって非常に過酷な状況となってしまいます。また、その直後に、長期出張などで車を数週間駐車したままにすると、バッテリーが上がる可能性は非常に高くなります。
発電機(オルタネ―ター)も頑張って発電していますが、発電量は大体1600ccクラスの車両で1時間あたり40~60A、大型車で同60~80Aです。
長期間駐車しなければならない場合、バッテリーが上がるのを防ぐには、駐車している間に必要になる電力を蓄えておくことが有効な対策のひとつです。例えば、雨天時の夜間に空港まで行く場合、空港ターミナル到着10分前くらいからオーディオなどを切り始め、到着5分前にはリアウインドウのディフォッガーを、到着1分前ぐらいにはエアコンなども切っておくことで、走行中に電気を少しでも多く蓄えれられるようにするのもおすすめです。また、エンジン回転数が2000rpm以下だと発電量が20%~40%となり、消費量を下回る場合もあります。到着5分前位から、エンジンの回転数を上げるためにオーバードライブを切り、エンジン回転数を上げ気味に走っても効果があると考えられます。
たかだかバッテリーですが、されどバッテリーです。車には本当に必要不可欠なパーツで、車のボディーと同様にバッテリーにも気を使うと、車は機嫌よくトラブルも少なく快適に運転が可能です。また、バッテリーも定期的に新品と交換をお勧めします。
文=木田泰嗣(JUN TAIYO (S) PTE LTD)
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