コラム

シンガポールのクルマ事情

日頃からできる車のメンテナンス・その2

シンガポールでは、日本で何年も車を乗っていても無かったような故障や不具合に遭遇された方もいるかと思います。その中でも軽度の不具合や問題と、可能な対処法をいくつか挙げます。

  1. エンジン(イグニション)のキーが回らない
    ハンドルを真っ直ぐに戻しきれていない状態でエンジンを切った場合や、坂道の途中で駐車した場合などに、自動的にキーロックが掛かってしまうケースが良くあります。ハンドルを右左に動かしながらキーを回すと解除されます。
  2. エンジンのキーを回し(イグニションを回す)、スターターを回そうとしても作動しない
    バッテリー上がりの可能性もありますが、もうひとつ、AT車でシフトレバーが “P”ポジションや“N”ポジションにきちんと入っていない場合があります。シフトレバーを他のポジションへ動かし、“P”ポジションに戻して再度エンジンをかけてみてください。
  3. シフトレバーが動かない
    ブレーキペダルを踏んでもシフトレバーロックが解除されない場合は、シフトレバー周辺の“Shift Lock”または”Lock”ボタンを最後まで押し、シフトレバーを動かします。トランスミッション内のギアのジャムで動かないこともあるので、その場合は車のハンドブレーキ(サイドブレーキ)を放し(坂道では要注意)、車を前後に押してみます。シフトレバーが“P”ポジションに入っていても数センチ程は動きますので、とにかく動かしてみてください。するとシフトレバーが動くようになるケースが良くあります。
  4. 長期出張(1週間以上)後のバッテリー上がり
    車は、駐車している間にも漏電や放電が発生するため、長期間駐車したままだとバッテリーが上がってしまいます。通常1~2週間程度では起こりませんが、盗難防止装置(リモートコントロール装置)がメーカー純正品ではなく、シンガポールへ輸送後に取り付けられた装置の場合(1600ccクラスで多く見られます)、起こることが多いようです。駐車時のドアロックを鍵にて施錠すると、セキュリティーシステムが作動せず、漏電量を減らしてバッテリー上がり防止につながります。
  5. 文=木田泰嗣(JUN TAIYO (S) PTE LTD

    この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.105(2007年09月03日発行)」に掲載されたものです。
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