シンガポールと日本の気候は違うため、日本では遭遇しなかったような自動車の故障が起りやすくなっています。これは、気温や湿度の違い、酸性雨などに加え、土砂も酸性であるためで、車両に使われる部品の劣化度も高いようです。また、道路状況も日本と比べ良くないことから、振動から来る故障も少なくありません。
シンガポールで良くある車のトラブルは、
1位 バッテリー上がり
2位 パンク
3位 ブレーキの鳴き
4位 エアコン
5位 パワーウインドウの不調
などが挙げられます。
シンガポールでの運転では、どうしてもエアコンを常時使用されている場合が多く、また、雨も多いことから、ワイパーを使ったり、リアガラスの曇り止め(Defogger)を利用したりで、電気の消費量も多くなります。このため、バッテリー上がりが一番多く起きています。
そこで、ワンポイント講座。
夜間帰宅の場合、駐車される1~2分前にエアコンや、オーディオ、その他の電気類を出来るだけ切ってください。駐車後さらに10秒程度、全ての電気を切った状態でエンジンをアイドリングするか、少しエンジン回転数を上げ、その後エンジンを切ってください。これで、バッテリーを延命する事が出来ます。ただし、バッテリーは2年前後で新しい物に交換することをお勧めします。
パンクも良くある問題です。当地の車両ではホイルがアルミ製に変わっている場合がほとんどですが、メーカーからの純正ホイルでない場合も多々あります。タイヤレンチがホイルナットと合った物かどうかを、一度必ずチェックしておいてください。いざという時にパンクしたタイヤを取り外せなくなります。また、スペアタイヤの空気圧も定期的にチェックしましょう。
ブレーキに関しては、当地では湿度が非常に高く、数日車を放置しておくだけでブレーキローターが錆付くことがあります。
もし錆びていたら、そのまま車をゆっくりと走らせ、やさしくブレーキを掛けてやると錆びが取れ、普通の状態に戻すことができます。
文=木田泰嗣(JUN TAIYO (S) PTE LTD)
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