コラム

ドクター・グリーンの健康アドバイス

甲状腺の病気について

甲状腺は、「蝶」が羽を広げたような形をして、首の前側に位置しています。甲状腺の働きは、私たちの生活のエネルギー(活力)をコントロールする大事なホルモンを生産することです。

日本人の十数人に1人は何らかの甲状腺の病気を持っていると言われています。女性に多くみられ、男性の7~10倍の患者数がいるとされています。

ホルモンが過剰に作られる病気が、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、ホルモンが十分に作られない病気が、甲状腺機能低下症(橋本病など)と言います。その他に、甲状腺炎(甲状腺の痛みと発熱) や甲状腺腫瘍(甲状腺に固まりが触れる )などの病気があります。なかでも甲状腺機能異常の症状は、自律神経失調症や更年期障害と間違われやすく、注意が必要です。

  • 機能亢進症:動悸がする、イライラする、食べるのに痩せる、暑がりで汗をよくかく、疲れやすい
  • 機能低下症:脈が遅くなる、気力がなくなる、食べないのに太る、寒さに弱い、眠くて体がだるい

甲状腺疾患のチェックには、甲状腺ホルモンの血液検査や甲状腺超音波検査などを行います。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.128(2008年08月18日発行)」に掲載されたものです。
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