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ゴルフ南遊記

上半身から主導しましょう

上半身から主導しましょう

このところ、朝晩はシンガポールとは思えないほど涼しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近調子の良かったゴルフスイングですが、このところ引っかけやフックのミスをする機会が増えました。そこでいい機会なので、スイングをオーバーホールすることにしました。まずは1つ発見。知らず知らずのうちにフックグリップ※1になり過ぎていて、ヘッドの打撃面のコントロール、つまりフェースコントロールが上手く行っていなかったようで、フックグリップを直し、様子を見ました。だいぶ良くなりはしたものの、満足いく結果は得られません。なぜでしょう?

フックグリップを直す事で、スイングを形作る二大要素の1つ、フェースコントロールの部分は修正されたはずです。それでも満足のいく結果が得られないとすると、もうひとつの要素であるスイングプレーン※2が狂っているとしか考えられません。さらに解析、やはりダウンスイングの時に若干シャフトが寝ている状態になっている事が分かりました。元を辿っていくと、やはりフックグリップがトリガーとなり、テークバック始動時に腰から先に動いている事が悪の根源だと突き止めました。1つのエラーが連鎖的にスイング全体に悪影響を及ぼしていた事になります。

フックグリップになりすぎていると球は捕まえやすくなりますので、インパクトで腰を開く調整が必要になります。始動時から無意識に腰からスタートさせやすくなり、ダウンスイング以降も腰が先行していきます。そうすると腕と体が作る関係が潰れ、クラブを下ろすスペースが取れなくなり、その結果シャフトが寝て入り、フックや引っかけ球が多くなり、今回の私の症状と一致します。

私の生徒さんには上半身で打つように、形を作るように、と日頃から話しています。スイングは本来、上半身下半身の順番でコイル(捻転)させて力を効果的に発揮させていく訳ですが、腰から先に始動していくと、見た目は回転しているように見えますが、効果的に上半身をコイルする事が困難になり、トップの位置も上手く定まりませんので、上半身主体のテークバックを心がけてみてください。感覚的には、腰の位置(時計でいう9時の位置)まで腰は不動でよいと思います。

スイングのオーバーホールが終わりやっと快適なスイングができるようになりました。

※1 フックグリップ…左手を被せ、右手の握りを浅く下から握るクラブの握り方。

※2 スイングプレーン…スイング時のクラブヘッドの軌道面

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.139(2009年02月16日発行)」に掲載されたものです。
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コメント

福島さんはこのコラムにもうアップしませんか?

投稿者 田中 武 : 2009年03月13日 22:58

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