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ゴルフ南遊記

スコアメークの鍵「秘密のメモ」(最終話)

秘密のメモの話と題して3回にわたり書かせていただきましたが、今までを踏まえて今回は私たちがどのようにコースを攻めて行ったかをお伝えしたいと思います。
舞台となったのは、非常に狭くて落とし所が厳しくかつグリーンも速い、クアラルンプールにあるSERI SELANGOR GCです。
それでは参りましょう スコアメークの鍵「秘密のメモ」(最終話) BOT(Base of Tee)から見て右は池、左は深いラフの為ティーグランドから246y地点のフェアーウエー幅が10−15yぐらいしかありません。ほとんどのプロがそこに打っていくのですが、ほとんど上手くいっていませんでした。
  • 福島の攻め方(図中赤線)
    あえて狭いところに落とすことを考えず安全にいきまいた。ティーショットは5I(参考距離195y)で打ち、残り180yまでにしました。そこからパーオンし、2パットのパーでした。
  • 石原の攻め方(図中緑線)
    BOTから見て右手の池の上を越えるのに287y必要でしたが目をつぶって打ちました。残り70yをPSで打ち、2パットのパーでした。
スコアメークの鍵「秘密のメモ」(最終話) BOTから見て左が池、右に木がせり出していて、ティーショットがいやらしいホールです。が、上手く行けば後はそれほど難しいホールではないと思います。
  • 福島の攻め方(図中赤線)
    持ち球のドローボールで打ちました。残り200yを切るところまで持っていけるのですが、2ND地点が左足下がりな事もあり、平らな80y地点にレイアップ。そこからパーオンさせて2パットのパーでした。
  • 石原の攻め方(図中緑線)
    ドライバーが不調のため3wでティーショット(参考距離270y前後)。残り260yで向かい風でしたが、いけると判断し、目をつぶってグリーンを狙いました。結果少しオーバーしましたが、きっちり寄せてバーディ。
今回は私と福島だけでしたが、選手それぞれでコースマネージメントも考え方も変わってきます。また気象条件、コースや選手のコンディションによっても攻め方を変えていかなければいけません。同じようにショットできる選手でも、コースマネージメントが出来る出来ないでは、スコアも大きく変わってきます。1年間コンスタントに上位に来る選手はそうでない選手と比べて何かが違うはずです。なぜこの選手はコンスタントに上位に来るんだろうなーと、少し見方を変えて選手を見てみるのも面白いかもしれませんね。
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.074(2006年05月15日発行)」に掲載されたものです。
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