あのカジノで有名なGenting HighlandにあるAwana Golf & Country Club(Tel:603-6101 3015)での“Genting Masters 2005”です。海抜1700mに作られたゴルフ場、おそらくマレーシアでは最も高い場所に位置するゴルフ場ではないでしょうか。高地にあるため、クアラルンプールの街中と比べれば、それはもう涼しい、の一言につきます。まず驚いたのがホテルの部屋です。この南国でありながら部屋にはなんとエアコンがない! 決して安いホテルに泊まった訳ではありません。あるのは天井からブラ下がっているセイリングのみ。日中は日が照れば“いつもの暑さかな”と思うものの、ちょっと雲が厚くなったり、日が落ちると、たちまち日本の避暑地(日本で言うと軽井沢)にでも言った気分になります。霧の中に埋もれてしまうと“ヒャー!”と叫びたくなるほどでした。逆に暖房が必要になるのではと要らぬ心配をしてしまったほどです。最近はやりの“速乾性ドライ半袖シャツ”しか持っていっていない小生としては、雨天中断で極寒らしきものに遭遇してしまったのです。トホホ。皆さんもGentingに行かれる時はチョッキかジャンパーをお忘れなく。
ホテルの部屋から見た10番ホールティグランドと18番グリーン。緑が濃いですね。
外は霧に包まれてしまい何も見えません。マレーシアでこんな光景を見るとは…。
こんな天候下では必然的にコースコンディションもいつもと違っていました。フェアウエイ、グリーンともにかなりウエット状態。山岳地帯であるため至る所でかなりのアップダウンがありました。特に三番ホールのグリーンは芝生の密度が少なく且つ傾斜がきつかった為、ボールに触れただけでもボールはグリーンの外へ。グリーンのスピードだけはマスターズ並みだったかもしれません。でもそんな超高速グリーンでパット
※が決まると、やはりゴルフは止められませんね。思わずワクワクしてしまいました。
皆さんも是非足を運んでみては如何でしょうか。そしてアメリカPGAツアー並みのグリーンのスピードを味わってみましょう。30cmのパットに恐怖を感じるか喜びを感じるかはあなた次第です。いつもはしないミスで頭の中が熱くなってしまっても、そこは避暑地。その熱い気持ちを美味しい空気と心地よい緑達があなたを気持ちよく冷ましてくれることでしょう。
※超高速グリーン
あまりお目にかかることは少ないかもしれませんが、昨今のゴルフ事情では、
速いグリーン=難しいコース=いいコース=高いコース
などといった図式が出来上がっているようです。いいコース、高いコースは別にしても、速いグリーン=難しいコースは間違いないと思います。それだけミスが許されずに高度の技術を必要とされるということが言えると思います。
そんな速いグリーン攻略のワンポイントアドバイス。
とても簡単で当たり前のことですが、まずは素振りを沢山して良いイメージを湧かせることです。いつも通りの強さで打ってしまうとボールは間違いなく大きくハズレてしまうことでしょう。そして仮想の穴(カップ)を実際よりかは手前に想定して下さい。そこに向かって打ってあげるイメージが出来上がれば結果はニコッ!
但し、どの位手前なの? については勿論、練習と経験が必要となります。頑張って良いイメージを湧かす練習をしてください。
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.061(2005年10月17日発行)」に掲載されたものです。