
7月7日からマレーシアPGAツアーの“NEGERI MASTERS 2005”(Seremban International Golf Club:6771ヤード パー72)に参戦してきました。場所はKLから南へ50km程のSerembanと言う小さな町です。
小高い丘の上に聳え立つクラブハウスは必ずしもキレイとは言えないものですが、由緒あるゴルフクラブとして地元の人達や王様に親しまれているようです。よってドレスコードにはとてもうるさく、最近タイガー・ウッズが着るようになって流行りはじめたタートルネックのシャツも“ノー”で、私の知り合いも泣く泣く着替えていました。
6771ヤードと試合を開催するコースとしては、距離が長いとはいえないコースです。ただ起伏に富んだコースで、且つフェアウエイがとても硬いときています。ティショットの落とし場所を少しでも間違えてしまうと真っ直ぐ飛んでいったはずのボールはコロコロと左右の深いラフや涼しい(?)木陰の下へと消えていく有様でした。勿論そこからのパーセーブのきついこと。グリーンへのショットに関しては、カップまでの高低差がきつく距離の把握に四苦八苦でした。圧巻はアウト、インとも最終ホールです。
九番ホールでは距離表示
※が170ヤードのパー3。しかし高低差が打ち上げで約20ヤード近く。よって実際に打たなければならない距離は170+20の190ヤードでカップに届きます。初日は更に風がアゲンストでもう10ヤードプラスです。170ヤードだったこのホールいつの間にか200ヤードの長いパー3へと変身していったのでした。
最終18番ホールでは387ヤードの短いパー5。ただこちらも残り200ヤード地点からグリーンまできつい25ヤードほどの打ち上げです。距離の計算で脳ミソを使った後、坂を登るのに今度は体力を。昨今では世界中の殆どのゴルフ場でカート使用によるプレーが一般化しつつあります。しかしプロのトーナメントでは基本的にカートを使用することが認められていません。どんなにきついアップダウンがあったとしても歩かなければならないのです。
皆さんも機会があればトーナメント気分を味わうために18ホール全てを完走ならぬ完歩、してみませんか?勿論スロープレーはご法度ですよ。
次回はあのカジノと、寒いくらいに涼しいマレーシアはGentingのAwana Golf Clubにて試合が開催されます。お楽しみに!!
※距離表示
通常、各ホールに表示されている距離はその地点からグリーン真ん中までの直線距離を表します。高低差が見られる場所では、この表示されている距離に高低差の長さ分をプラスマイナスしなければなりません。もっともその前に各番手のクラブで、ナイスショットをしたときの自分の飛距離を把握しておく必要がありますけど。
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.056(2005年08月08日発行)」に掲載されたものです。