
プロフェッショナルを辞書で調べると、それを職業にして行うさま、専門的とありました。
巷で言うプロゴルファーとは、トーナメントに出場して賞金を稼ぐ人のことを皆さん想像すると思います。ゴルフの世界では、アマチュア(試合に参加してもその場で賞金を受け取らない人、もしくはレッスンで報酬を受け取らない人)とプロに分かれますが、プロにも内訳があります。(ちなみにセミプロとプロの線引きはゴルフでは存在しません)
レッスンだけをして報酬を得る人をレッスンプロと呼び、またトーナメントに参加して、そこで賞金を得る人をトーナメントプロ(ツアープロ)
※と呼びます。
両者ともプロと呼ばれるためには、勿論、厳しい実技学科を通過しライセンスを得なければなりません。この基準は各国によって事情が違います。
ただ、トーナメントプロに限って言えば実技学科を通過する必要もなく、普通のアマチュアの人が「私はプロとして試合に出ます」と宣言すれば、それだけで「プロ」となることができます。(実は、あの有名なタイガーウッズもこれでプロになりました)
結局本人がプロだ!と言って試合に出るかどうかで、プロかアマチュアかが決まります。(ただ、プロとしてやっていけるかどうかは別ですが…)
スポーツだけでなく、仕事や趣味においてでも、そのことを専門にしていればプロだと私は思います。
私たちプロゴルファーは、そんなゴルフの世界が好きです。ですからゴルフで生計を立てていけるよう、日々努力しています。こんな私たち二人が、この「ゴルフ南遊記」でゴルフ情報を皆さんにお届けします。温かい目で見守って下さい。
※トーナメントプロ
基本的にどこかのPGAに所属しているのが最低基準で、その資格を利用して各国の予選会(いわゆるクオリファイングスクール)に出場し、予選を勝ち抜いて決勝まで行き、なおかつそこで上位入賞しなければなりません。いわゆるランキングと呼ばれるもので、一位から順に出られる試合数が振り分けられていきます。上位になればなるほど大きい試合に参加することができ、また試合数も増えていきます。
福島晋自(ふくしま・しんじ)
会社勤めをし、ごくごく普通の人生を送っていた28歳、人生の転機が訪れ、ゴルフの夢を求め単身アメリカへ飛ぶ。アメリカで最新のゴルフ理論を習得し、アメリカ、アジアと各国の試合を飛び回る。現在はシンガポールに在住し、楽しくゴルフができる福島教なるものを広めつつ、試合にも参加している。
石原健太郎(いしはら・けんたろう)
日本での研修生活を終了し、活躍の舞台を海外に。3年前にシンガポールPGAプロテストをトップで獲得し、以後はアジア諸国のトーナメントにて優勝争いしている。現在スイング改造中で更に上を目指す若手プロ。
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.036(2005年03月21日発行)」に掲載されたものです。