学生時代は音楽系のサークルにいました。自分自身は元々几帳面でまじめな性格でしたが、そのサークルはだらだら、ぐずぐず。個性丸出し、協調性は気に入った音楽に関してのみ、あとは自由奔放。ルールはほとんど無くその時の気分でいろいろなことが決まっていきました。しかし、そんな中で培ったものは、何でもOK、他人の評価よりも自分の満足を大切にすること。自分の個性を大切にする反面、他人の個性も批判しない優しさ。そして何よりも楽しく生きる生き方を学んだように思います。それまで、まじめな反面、待たされたり、並ばされたりするとすぐにイライラしていました。ある時そのサークルの仲間でコンサートに行った時、主催者側の都合で2時間ほど待たされることになりました。その瞬間、自分は怒りと落胆、やるせない気分でいっぱいでした。しかし、他の仲間は、いきなりじゃんけんをし始め、ゲームをしたり、くだらないクイズの出し合いをしたり、そして大笑い。その時間を楽しみだしたのです。怒っている自分が馬鹿みたいに思いました。学生時代の経験はその後の自分の性格に大きく影響を与えました。しなければならない嫌なことは出来る限り楽しみます。何でも楽しむと決めたのです。
どう生きたいのか、どんな人生を送りたいのか、自分できちんと決めなければなりません。幸せに生きるためには、文句を言っていては幸せになれないのです。幸せは人が与えてくれるものではありません。自分で決めることなのだと思うようになりました。どんなことにでも感謝していると不思議なことが見えてきます。思い通りにいかないこと、あまり好きでない人の存在、そんなことまで、無理やりにでも感謝していると、そのことが自分の人生に必要不可欠であったことがわかってくるのです。次のステップへの重要なカギになっていたり、レールからはずれないようにする忠告だったりするのです。逆に、成功!幸せ!と見えるものの影に失敗の地雷が隠れているように思います。
自分がどう生きるのか、どういう人生にしたいのか、その心構えが自分の未来を創っていくのだと思います。父として、園長としてしっかりとした心構えをしなければなりません。
文=峯村敏弘(Eisインターナショナル プレスクール園長)
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