私が先生方をまとめていく立場としていつも考えているのが、健全な人間関係ということです。最終的な責任をとるのは園長であるものの、子どもたちに対して毎日の責任は一人一人の先生方が持っています。手前味噌ではありますがEISの先生方は真剣に子どもと向き合い精一杯子どもたちと関わっています。私たちEISの良い点として上下関係があまり無い、特に子どもの保育に関しては自分の意見が自由にいえることです。いつも、真剣に話し合います。違うと思ったことに納得など出来ません。私たちはお友達ではないのです。しかし、運命共同体です。子どもたちを幸せにするというすばらしい目標のために協力し合い実行しています。もちろん愚痴も出ます。感情的になる事もあります。たまには「俺は園長だぞ!!」といいたくなる時もあります。しかし、話し合いの結果を実行していく上で、相手の気持ちが理解できます。議論の意味が良く分かります。責任を持って真剣に話し合った後は信頼感が生まれます。これは同じ目標を持った真剣な集団として健全な人間関係なのです。未だ、完璧とは言えませんが、日々目標に近づいていますし、1つの集団としてはかなり良いのではないでしょうか。
EISは日本式でもシンガポール式でも英国式や豪州式でもありません。常にEIS式なのです。ある既存のカリキュラムに乗っ取りそのレールに乗ることが楽なことは十分承知の上です。しかし、我々は、特殊な環境、類まれなる恵まれた環境の中で育つ目の前の子どもたちにもっと良いこと、もっと質の高い保育を目指したいのです。ですからいつも試行錯誤と議論を尽くし前に進むしかないのです。
健全な人間関係に特別なマニュアルはありません。それぞれの関係ごとに違いがありますし、時間がたてば変わっていく事もあります。大切なことは目先の利益や意地に囚われず、健全さを追求することです。父は父らしく、母は母らしく、このらしくを考えましょう。そして、互いを尊重し自分の行動に責任を持つと言うことに尽きるのではないでしょうか。
文=峯村敏弘(Eisインターナショナル プレスクール園長)
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