シンガポールで新しく会社を設立しました。インターネット環境を整えたいのですがどうすればよいですか。また、どのくらい費用が掛かるのでしょう?
自分の会社であれば、会社登記をする前に、まずドメイン名を考え、取得可能かどうかを調べる。せっかく素晴らしい会社の名前を思いついても、そのドメイン名がすでに他の人に取られてしまっていたのではブランド名を確立するときの障害となる。会社の場合、シンガポールで取得できるドメイン名の例は、xxxx.com、xxxx.com.sg、xxxx.sg、xxxx.biz.sg、xxxx.bizなど。
シンガポールということを強調したい場合は、『.sg』がついたドメイン名、将来的にグローバル企業を目指すなら『.sg』の無いドメイン名が良いだろう。特にこだわらないのであれば、『.com』にしておくとWebやEmailのアドレスも短く、費用も『.com.sg』より若干安くなる。ドメインが取得可能なことを確認したら会社登記を行う。ドメインの年間登録料金は、登録を依頼する会社によって若干異なるが、.comや.bizが年間30Sドル~、 .com.sg、.net.sgが年間45Sドル~。
会社登記が終わり、会社登記番号が交付されたらドメインを登録する。銀行口座の開設後、電話のラインを申し込む(事務所の場所が確保できていれば)。小規模な事務所の場合でADSLを使用するなら、ADSL用の電話回線はFAXと共用にすると良い。FAXとインターネットは同じ回線でも同時に使用できる。ADSL用の電話番号が決まったら、その電話番号でインターネットの接続を申し込む。インターネット接続機器(ADSLモデム等)は、申し込むインターネットのプランにもよるが通常Singnet等のインターネットプロバイダから提供される。SingnetあるいはPacific Netの場合、xxx@singnet.com.sgあるいはxxx@pacific.net.sgというEmailアカウントが1つ提供される。インターネット接続料金は、Singnetの回線速度1.5Mbps、時間無制限で月額99Sドル~。
ドメイン登録と合わせて申し込むことができる。まず、使用するサーバーのOSを決める必要がある。これにはMicrosoft/Windows系とUnixあるいはLinux系がある。値段はどちらでもほぼ同じ。かつてはLinuxの方がセキュリティ上安全だといわれていたが、現在はWindows系とLinux系でセキュリティ上の差は無い。
当社では、Windows系を推奨している。業務系システムでは、Windows系が圧倒的に強い。それだけ、Windows系に強い人材も多いということだ。Linuxに詳しいエンジニアはシンガポールにはあまり多くはいない。
ホスティング会社を選ぶ場合は、料金の他、バックボーンの回線容量、障害時の対応、サポートエンジニアのレベルを考慮する。Emailのホスティングでは、Webメールで日本語が使用可能かもチェックを。ホスティング料金は、Web+Email 500MBで30Sドル~。ホスティング会社によって価格差が大きい。
ホームページのデザインは自分でやっても、Webのデザイン会社に頼んでも良い。CMS(Content Management System)を使ったWebは、最初のデザインがひと通りできれば、それ以降は内容を自分で簡単に変更できる。Webデザイン料金は内容により異なるが、単純なページの場合で1ページ100Sドル~。
会社名の選択から、ドメイン登録、Web、Emailホスティングの手配、ロゴのデザイン、名刺、レターヘッド、Webのデザイン・作成までまとめて行ってくれる会社もある。必要な方は無料ビジネスサポートサービス(http://www.asiax.biz/biz)までお問い合わせを。
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。
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