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「チャンギの物流センターを開所」日本通運

「チャンギの物流センターを開所」日本通運

日本通運(シンガポール)は2月23日、チャンギにあるシンガポール空港物流団地(ALPS)に設けた物流センター、「ハイスピード・ロジスティクス・センター」の開所式を催した。シンガポールで同社3つ目の施設となる。
ALPSはエアポート・ロジスティクス・パーク・オブ・シンガポールの略で、チャンギ空港自由貿易区に設けられた、物流、流通業者向け団地。空港に隣接することから、航空便の出荷時間短縮を図ることが可能、また、自由貿易区の特権で、海外からの荷物を輸入通関なしでそのままセンターに搬入し、仕分けしたものを輸出することができるなど、作業が最小限で済むため、作業時間を大幅に短縮できる。
式典で宮本隆夫代表は、「輸送ネットワークのハブであることからシンガポールでの開設を決めた」と語った。同施設を含めた日通の対シンガポール累積投資額は1億1,000万シンガポールドルになるという。
来賓として招かれたリー・イシャン国務相(通産担当)によると、物流分野はシンガポール経済に欠かせない要素で、国内総生産(GDP)の8%余りを占め、現在約10万人を雇用している。
宮本代表は、「物流センター開設はシンガポール経済に対する信頼を示すもの」と語った。建物の総床面積は2万8,700平方メートル。
これまで投資は主に、建物、機械など設備に向けられてきたが、今後は情報技術(IT)インフラ、倉庫管理システムの改善、システム統合、作業のオートメーション化などを推進する。
日本通運は、1970年にシンガポールに進出、駐在員事務所を開設した。1973年8月には現地法人を設立、以来34年間、域内だけでなくグローバルにも物流サービスを提供してきた。現在、3カ年業務拡大計画の最後の段階にある。
宮本代表によると、今後は科学技術分野やバイオメディカル分野だけでなく、製造業など成長著しい他分野でのサービス提供を推進することで、シンガポール経済の成長にも貢献していきたいとしている。

2007年03月05日
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