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企業紹介サイコム・シンガポール

成長するアジアビジネスを担う現地人材を育成、
CICOM(サイコム)の企業内教育研修支援がシンガポールで始動。

サイコム・シンガポールを立ち上げたきっかけを教えて下さい。

西田忠康氏

西田忠康

日本電信電話株式会社(NTT)で資金調達、IR、海外事業投資、事業計画を担当後、1996年にサイコム・インターナショナルを設立、代表取締役CEOとして現在に至る。日本MITエンタープライズフォーラムの理事として、起業家の育成やメンタリングにも従事。MITスローン経営大学院経営学修士。

西田

シンガポールに海外初拠点をつくった理由に、海外における日系企業の成長のために「人材育成」という大きな問題が顕在化してきた事があげられます。外国人にとって理解しにくい企業経営の手法がとられ、オフィスの内外でコミュニケーション上の問題があり、キャリアステップがわかりにくいことがいい人を採用できない理由にもなっています。以前から「グローバル化」が唱えられていますが、日本の会社組織にあっても、もっと多国籍的にみんながアクティブになればいいと思うんです。それを実現するには、人材の育成を日本人だけでなく、ナショナルスタッフに対しても行っていく必要がある。ですから、日本語での研修以外に、英語や中国語など他言語で提供するのも大事になってくるわけです。シンガポールに拠点を作る事で、その流れを加速させていくのが目的です。特にアジア地域では、ポテンシャルの高い人材を採用する、採用した人材を組織の中で育成する、その中から経営リーダーをつくっていくというプロセスが立ち遅れているのが事実です。来年には上海にも拠点を持つ予定ですが、日系企業のアジア拠点におけるナショナルスタッフ育成を支援し、経営リーダーを作って行く、それが当社のミッションです。

では、海外初の拠点になぜシンガポールを選ばれたのでしょう。

西田

まず、アジアのハブであるということ。ヒト、カネ、モノをアジア地域全体でどう配分して業績を上げ、企業価値を形成していくかということを考える統括拠点としてシンガポールがあることです。それに対応してサイコム・シンガポールのサービスの提供領域は、中国からインドまで、となります。2つ目の理由として、シンガポールは政府が人材育成に関しても熱心で、各国から有能な人材を集めている事もあり、講師の層も厚いからです。英語を始め、中国語の堪能な講師もシンガポールから中国へ派遣しています。

シンガポールの日系企業のマネジメントの現状をどうご覧になりますか?

サンディ齊藤氏

サンディ齊藤

1994年に駿河台学園から派遣され、駿台リンデンスクール講師として3年間シンガポールに駐在。退職後、富士通アジアで人事・総務業務を経験し、ゼンテック・テクノロジー・シンガポールの管理部部長を経て2007年7月よりサイコム・シンガポールのジェネラル・マネジャーとなる。

西田

日本人のマネジメントの方々とお話をしていると、ナショナルスタッフの才能とか能力をまだまだ存分に引き出せていないという認識を多くの方がお持ちです。ただ、具体的にどうかということになると、暗黙のうちに何が期待されているかを感じて行動することが求められる日本的なビジネスの仕方を覚えて欲しいというリクエストが多いようです。日系企業なので、いわば当然な発想なのですが、こういったことやいわゆる「日本的な」ということは非常に伝えにくいものなので、誰でも分かるような普遍的で明示的な仕事の進め方に移行していく、というのが我々のスタンスであり、それを通して顧客企業の業績が上がり、活気づいていく、というようにしていきたい。これまでも本社からの要請でシンガポールや北京・上海などで、日系企業向けの研修を実施してきましたので、その経験を活かしています。

サンディ

海外駐在をされている管理者の中にある問題としては、思い込みで苦しんでいる方が多いように思います。人種や、バックグラウンドが異なる人々がいる中で、それぞれが違う、という認識が必要だと思います。10年以上こちらで人事関連部署にいた私の経験からですが、双方が理解し合うのに、まずは、それぞれが違うんだということを分かってもらう事が必要です。

西田

日本人、ローカルの人を問わず、チャレンジが少ない。数字を課すというだけでなく、各人の成長のためにチャレンジの機会を作ってあげて欲しい。達成して進化して行くという過程がもっとあってもいいと思います。共通のゴールのために全員で頑張るという意識も必要です。日本ではそれがあるかというと、必ずしもそうではないのですが、チャレンジングなゴールが共有されていない。日本人のマネジメントの方に、ナショナルスタッフには、まだまだ無理、なかなかそんなことまではできない、という先入観があるように思います。

シンガポールの日系企業において、早急に手を打つべき課題は何でしょうか?

西田

現時点で、シンガポールの日系企業のトップのリーダーシップが比較的弱い気がします。自分の言葉でゴールを明確にして、やらなければいけない事をクリアにして、具体的なアクションに繋がるようなことを指示すべきです。経営の顔がみえない、個人的な成長がみえないとなると、いい人が集まらない、または優秀な人材が米系、もしくは中国系の会社に移るという結果を招くことになりかねません。

サイコム・シンガポールでは、どのような研修を展開するお考えですか。

グローバルな人材育成「民間版ビジネススクール」

サイコムは、マーケティング、ファイナンス、企業戦略などMBAのベーシックコンテンツを実践に活かすためのツールや考え方を、日本語、英語、中国語で学べるカリキュラムを提供。学位取得を最終目標に置くのではなく、実践力を付けることで多様性に富むグローバルな組織をリードしていくためのマネジメントスキルや、効率的に仕事を進めていくためのコミュニケーション能力を高めることが狙いだ。

企業内研修と公開講座

サイコムの研修には、大きく分けて2つある。企業のニーズに併せて、豊富な研修コンテンツをカスタマイズしてプログラムする「企業内研修」と、同社が開発したプログラムを定期的に開催する「公開講座」である。2007年のサイコム・シンガポールの設立により、アジア地域における企業内教育研修の充実、普及が実現可能となった。

サイコム・シンガポール社の特徴

  1. ニーズ・ヒアリングに基づく研修プログラムの設計(カスタマイズ)
  2. シンガポール及びアジア各地での講師調達
  3. 研修運営のアウトソーシング

サイコム・シンガポールの主な研修領域

MBAスキル

  • 財務分析(Financial Accounting)
  • ファイナンス(Finance)
  • マーケティング(Marketing)
  • 企業戦略(Corporate Strategy)

戦略策定

  • 問題解決(Problem Solving)
  • 論理的思考(Logical Thinking)
  • ビジネスプラン策定(Business Planning)

コミュニケーション

  • 報告・連絡・相談
  • 異文化マネジメント(Cross-culture)
  • 営業スキルアップ(Sales Skill Up)
  • プレゼンテーション(Presentation)
  • ネゴシエーション(Negotiation)

戦略実行

  • NLP(Neuro - Linguistic Program)
  • チームビルディング (Team Building)
  • ファシリテーション(Facilitation)
  • リーダーシップ(Leadership)
  • 権限委譲(Empowerment)

※研修領域についてはサイコム・インターナショナルのウェブサイトでもご覧いただけます。

サンディ

こちらでは、管理者研修のみに留まらず、新人向け・シニアスタッフ向けなど、もっとすそ野を広く対応していきます。企業にヒアリングをすると、例えば、日本的なことながら、「報・連・相」を理解して欲しいというご要望を良く伺います。コミュニケーションスキルの研修という手段でこうした意識を普及させるなど、我々がお手伝いできるところは多分にあります。シンガポールに支店を立ち上げてから3ヶ月、いよいよ11月から私たちがお手伝いするいくつかの研修が始まります。高いスキル、専門知識を持った講師陣やプランナーとお客様企業のご要望に沿った研修内容の設計を進めています。シンガポール自体、そういった人材のリソースが充実している国なので、そのリソースを上手く使いながら研修の目的を果たしていくつもりです。

西田

研修には、いろいろな目的があっていいのですが、研修そのものが、参加者にとってチャレンジングでなければならい、という話をよくします。参加する事がチャレンジであり、何か達成感を得られる、自分をストレッチすることが必要です。そうすることで、参加者の能力や才能を引き出すことが出来ます。ビジネススクールの手法は、その点がよくできているのかもしれません。様々な年齢、属性の方々が、同じ場所に集まって、これまで知らなかった事を学ぶ訳です。いろいろな知識を詰め込まれて、プロジェクトをやる。時間内にとにかく仕上げなければならない。何とかするというのが、多分良い経験になっていて、お互い考え方の違う人達が、同じ目標があるから何とかしようとする。研修の中では、ケーススタディやロールプレイなどを通してこうした経験を取り入れるようにしています。

サンディ

研修後のフォローアップもキーポイントだと思います。多くの企業から聞かれることは、お金、時間もかけたものの、1カ月もたてば忘れてしまう、実行出来ていないということです。我々は、講師のネットワークを活かして、その後のフォローを定期的に提供していく予定です。インタビュー、フォローの研修、など、研修会社がいつも近くにいるという距離感を大切にしたい。日本から赴任された方々は、社員教育が本業というケースはほとんどないわけですから、研修会社がフォローアップを提供することが日本以上に大事になると考えます。

その時々の課題、企業の進化に併せていろいろなものを提供できるよう、リソースを増やしネットワークを築いて行く予定です。

サイコムのシンガポールにおける競合他社はどういったところでしょうか。

西田

日本国内の我々の競合他社で、海外に拠点をもっているところは今のところないようです。シンガポール経営大学(SIM)やシンガポール国立大学(NUS)など公開型のマネジメントのコースは多数ありますが、そちらでもなかなか企業の事情に合ったカスタマイズの機能はないようです。日系企業がメインの顧客ですので、日本のマネジメントが解くべき問題も我々にはよくわかります。また、ローカルの研修会社の場合、数社ありますが、日本も含めたアジア全域をカバーするような人材育成を手がけられるという点において、我々のサービスはユニークだと自負しています。

今のビジネスのやりがいはどんな所にありますか?

西田

人が育つ、パフォーマンスを高めることを支援する仕事なので、人に喜んでもらえるところですね。企業研修のコーディネーターをしたのがきっかけで知り合った参加者の方が、後に起業されてその相談にのったり、一緒にビジネスをしないかという話があったり。この仕事ならでは、ですね。

サンディ

研修の効果を信じていない方も結構いらっしゃる中で、こちらが、研修という切り口から人が育つ、人のつながりを築くことができるということをご説明して行くと、ふとそれに気がつかれる瞬間がその方の表情で分かるときがあります。その瞬間、かもしれません。その後は多くを語る必要はなく同じベクトルで話が出来ます。

今後のサイコムの方向性は?

西田

10年後日本の企業社会において、コアとなる人材は世界中で育てる状況になっているはずです。これまでの人材研修は、言葉によって制約を受ける事業ですから、我々どもの研修のように、言葉やビジネス文化の違いを克服してサービスを提供できるメリットは大きい。

また、日本人でこれからのグローバルな世界で活躍できる人というのは、日本だけでなく海外いろいろな所に住んで仕事をされるわけですから、将来的には、その一人一人を支援していきたいと考えています。

「学び」という点でビジネスプロフェッショナルを支援するという活動は、日本の中に閉じているよりは、世界で展開できる方が、よりインパクトを起こしうる人達を支援する事ができると思いますね。

サイコム・シンガポールからメッセージをお願いします。

CICOM企業研修の流れ

  • 人材育成ニーズのヒアリング

  • プログラムの設計(ご提案)

  • 時期・場所・参加者等の決定

  • 講師の決定及び内容の詳細検討

  • 参加者への告知及び問合せ対応

  • 研修実施(運営一切を受託)

  • 報告・定期的なフォローアップ

サンディ

人の事ならなんでも、まずは気軽に相談して欲しい。私自身、長くこちらにいることで得た経験の蓄積、変わりやすい雇用条例などについての知識もありますし、人事に関する政府関係の繋がりもあります。研修会社は、外部リソースなので、それを自分の会社に効率良く役立てるようになれば、日系企業も変わっていくような気がします。上手く利用して頂ければと思います。採用、会社の人事ポリシー、保険会社など、サンディに聞いたら何か分かるかも、でいいんです。情報のツールの一つとして使って欲しい、その中から人材育成のお手伝いする機会も生まれて来る。研修というのは、漢方薬のようなもの。即効薬ではないので、環境を整えながら日々の関わりのなかの長い積み重ねで効いて来るんだと思います。そういうスタンスで私どもがサービスを提供できれば、と考えています。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.108(2007年10月15日発行)」に掲載されたものです。

文= 桑島千春

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コメント

~異文化ギャップ・コミュニケーションギャップでお悩みではないですか?~

皆様、こんにちは。
人材開発・育成会社のサイコム・シンガポールです。

今年も新しい年度が始まり、早や1.5ヶ月が過ぎ去ろうとしています。

昨年末や今年早々にシンガポールにご着任された日本人駐在員の皆様、そろそろシンガポールの気候や食事、そして仕事にも慣れられ始めた頃でしょうか。

同時に、「赴任前研修で、聞いたことと違うぞ」とか、「思っていた以上に言葉の問題があるな」「仕事に対する考え方が日本人と違うのではないかな」なんてことで少しストレスを意識されるのもこの時期かと思います。

今回、サイコム・シンガポールは、ここシンガポールで仕事をしながら、長く滞在してご活躍されている方たちを講師に迎えて、ご着任後まだ、半年以内の方々を対象に座談会を企画しました。

「他の人の意見を聞いてみたい」「自分の思いをShareしたい」「長くいる人はどう乗り越えてきたのだろうか」というような思いをお持ちの方、お越しになりませんか。


                記

1. 日時: 2008年6月27日 午後6時半~8時半(軽食付)
2. 場所: サイコム・シンガポール会議室
CICOM Singapore Pte. Ltd.
9 Shenton Way #04-01 Singapore Conference Hall Singapore 068813
Tel: +65-6536-9118 Fax: +65-6327-7155
3. 参加費: SGD60/人
4. 定員: 先着10名様 (定員に達した時点で締め切らせていただきます)
5. 申込方法: 以下の申込用紙を6月13日(金)までに
Emailにてinfo@cicom.com.sg まで「新規駐在員のための座談会出席希望」とタイトルにご記載の上、お送りください。

ご連絡をお待ちしております。

サイコム・シンガポール
Tel: 6536-9118


Email to info@cicom.com.sg

貴社名 (Company Name) _______________________________________

電話番号 (Telephone No.) _______________________________________

ファックス番号 (Fax No.) _______________________________________

参加者氏名 (Participant) Dr/Mr/Mrs/Miss_______________________________________

役職 (Designation) _______________________________________

Email アドレス _______________________________________


*参加者が複数の場合には、お手数ですが参加者全員分の詳細をお知らせください。


<事前質問>
シンガポールにご着任されて以降何を疑問に思ったり、ストレスに感じたりしていますか?

(1)


(2)


(3)

投稿者 CICOM Singapore Pte Ltd : 2008年05月15日 18:34

【公開講座説明会のお知らせ】


ここ数年の好景気を背景に、シンガポールにおける人材流動性がいつもにも増して激しくなっていましたが、ここに来て若干その流動性も落ち着いてきたように見受けます。


今こそ、せっかく多くの時間と労力を使ってリクルートした優秀な新規スタッフの方々を御社内に留保していくことを考える絶好の時期です。


サイコム・シンガポールはローカル化を推進するための企業内研修を業務の柱に据えている人材開発会社です。昨年7 月の支店開設以来、この地域の多くの日系企業の皆様とお会いしてたくさんの率直なご意見を頂きました。


・ 企業内研修をしたいけれど対象者が数名しかいないので難しい。


・ 企業内研修をしたいけれどレベルがまちまちで一斉教育にはむかない。


・ ローカルの教育だけでなくて日本人(駐在員・現地採用問わず)の教育もしたいが、日本語での経営に関する教育がなかなかない。


・ ローカルの教育には、「日本の企業文化ならでは」のものも取り入れたいがどう組み立てて良いかわからない。


・ できれば日系企業のスタッフばかりが集まるような公開講座に行かせたい。


そこでサイコム・シンガポールの講師ネットワークをフルに活用して今夏から日本人向け(日本語)、ローカル向け(英語)の2つの公開講座を毎月1 回実施いたします。


つきましては、この講座についての説明会を3 名の講師と共に以下のとおり実施しますので、ご多忙中とは思いますが万障お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。


開催日時: 2008 年6 月19 日(木) 午後4 時~午後5 時45 分 (開場は午後3 時半)


開催場所: 日本人会2階 ボールルーム (120 Adam Road Singapore 289899 )


定員: 30 名(定員になり次第、締め切らせていただきます)


講演スケジュール:


15:30 開場
16:00 – 16:20 開会のご挨拶・公開講座の全体説明(日本語・英語)
CICOM Singapore Pte Ltd GM Sandy 齊藤
16:20 – 16:40 研修内容(ビジネスマナー・ビジネス言語(日本語・英語))
16:40 – 16:50 休憩
16:50 – 17:10 研修内容(Marketing、戦略立案(英語))
17:10 – 17:30 研修内容(コーチング・リーダーシップ(英語))
17:30 – 17:45 質疑応答
17:45 閉会


公開講座説明会に関するお問合せ・お申込みは、電話:6536-9118、またはe-mail:info@cicom.com.sgにてお受けしております。

投稿者 CICOM Singapore Pte Ltd : 2008年06月03日 21:16

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