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企業紹介

2006年8月21日

新しいインターフェイス技術がつくる未来形メディアを体感

シンガポール キタムラ インダストリー

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バーチャルな世界はこれまでゲームやスクリーンの中だけに存在していた。それが、カナダの企業であるGestureTek IncTM(ジェスチャーテック社)により、映像と人がリンクする技術が開発されたことで、対話の可能な、より身近なものになった。専用のスクリーンだけでなく、どこにでもあるような床や壁などにも映像が映し出され、キーボードやコントローラーなどを使うことなくタッチパネルのように直接操作できたり、自分がすっぽりと映像の中に入って動き回れるというバーチャルな世界が体感できるようになったのだ。
トレッキング機能の付いたカメラが、目の前の人の映像を捉え、その動作に反応することで、テレビゲームをはじめとするコンピュータシステムに直接触れることなくコントロールできるという、画期的なインターフェイス技術なのである。

 
近未来のコミュニケーションを象徴するツールを一足早く企業イメージを打ち出す際に使いたい、自社ビルのロビーなどで新商品の紹介などをインタラクティブに行いたい時などに最適なツールとなることは間違いない。今回のアジアエックスでは、GestureTekTMの技術を取り入れた新しいメディアというべきツールの数々を先取り検証しながら、その可能性を追求する。

 

 

GROUND FX(グランドFX)

床、壁面にふれるだけでバーチャルな世界が動きだす。

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平面に映し出されるCGやイラストの画像に軽く触れるだけで、その人の動きに応じて映像が多彩に変化する。床や壁面にも投影できるので、手や足を使ってダイレクトに画像に触れることができる。例えば、タッチした動きに併せて水面の水がはじけるようにゆらめき、イラストが話しかけたりする。画像だけでなく、音楽やナレーション、効果音をリンクすることもできる。画像の大小もプロジェクターを使用しているので調整可能。また、ゲームソフトとも連動もできるので、壁面にスロットマシーンを映し出し、その場でちょっとしたゲーム大会を開催したりと、アイデア次第で様々な場面での展開が期待出来るのが魅力。グランドFXは、インタラクティブでかつダイナミックなコミュニケーションを実現する手段であり、エンタテイメント性にも優れているので、各種アトラクション、遊戯娯楽施設での利用はもちろん、新時代の広告宣伝媒体として世界中の企業や施設で導入されている。

 

 

シンガポールでは、トアパヨのバスターミナルのショッピングモールやサイエンスセンターなどで実際に目にすることが出来る。また、国内の大型家具店の子供のプレイルームの床に、楽しいゲームと広告が織混ざった映像を映す計画もある。
また、よりコンパクトに同様の機能が楽しめるTableFX(テーブルFX)もラインナップに加わった。

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1.MRTトア・パヨ駅に隣接するバス・インターチェンジの壁に映し出された映像。水中にビール瓶が漂っている。
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2. 壁の前の人の動きを天井に設置されたカメラが捉える。その動きに合わせて映像の中の水があたかも掻き回されたかのように揺れ動く。
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3.グランドFXは単に人体の位置移動を捉えるだけではない。たとえば映像の前で手をかざした部分だけ映像が変化する、といったことも表現できる。スロットマシンのボタンを押すような動きに対応できるのもグランドFXならでは。
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GROUND FXの仕組み

GestureTekTMのインターフェイス技術は、床や壁に映し出された画像の上の人の動きをトラッキング機能がついたカメラでとらえ、別に設置されたコンピュータにその動きが伝えられる。動作に反応した映像がプロジェクターを通して床に投影される。この図では床の上だが、プロジェクターの位置を換えれば、壁面にも投影できる。

Gesture Xtreme & Gesture Irex(エクストリーム&アイレックス)

すっぽりとバーチャルの世界の中に入り込み、映像の主役になる。

Gesture Xtreme(ジェスチャーエクストリーム)は、全身のイメージと動きをそのまま3Dゲームやバーチャルな画像にとりこむことで、瞬時に大観衆に取り巻かれてプレイするサッカーのゴールキーパーや、大空を飛んだりする自分が目の前のスクリーンに映し出される。一挙手一投足が即画面に反映されて、次々と場面が変わり、効果音もあるので臨場感もたっぷり。参加型のゲームが各種楽しめるのはもちろん、幼児教育用のコンテンツなどにも使われている。企業のイベントや、美術館や博物館、TVの撮影などにも生かされ、こちらも幅広く活用されている。全身を使うというインタラクティブな技術を生かし、筋力トレーニングや物理療法に活用したのが、Gesture Irex(ジェスチャーアイレックス)。特定箇所の回復や、筋力アップに最適なプログラムを構築することも出来る。学校、リハビリ施設、健康産業等で導入され実用化されている。

 

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Gesture Xtremeの画像。カメラが捉えた人の映像がバーチャル映像にそのままはめ込まれ、ゲーム中のプレイヤーと化している。
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Gesture Irexの画像。写真右に映し出されている人の動きを捉え、その動きに合わせて左側のバーチャル映像の女性が階段を上っていく。

HoloPoint(ホロポイント)

空間で指を動かし、触れずにバーチャル操作。
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ホロフレームに囲まれた空間でかざされた指の動きで、前面に映し出された映像を自在に操作。

ホロポイントは、ディスプレイ画像の手前に置かれたホロフレームと呼ばれる枠で囲まれた空間に指をかざすだけで自在に画像をコントロールできる。まるで指先にパソコンのマウス機能がついたような感覚で、正面のスクリーンに向かって指を動かす。その操作によって、商品が360度回転したり、車であれば、好きな色やパーツを選んで理想の車を描いたりすることもできる。このインターフェィス機能は、フレーム内に設置されたカメラによってわずかな指先の動きを読み取ることで画面に反応させている。画面とホロフレームの距離や、画面の大きさが操作に影響することもないので、これまでにない未来的なオペレーションを体感しながら、シンプルに、感覚的に情報をコントロールできる。博物館やショールームなど未来志向のセッティングに最適。各種展示会での導入はもちろん、公共サービス等、様々な分野で応用できる。

 

 

Clear Touch(クリアタッチ)

PCスクリーンを飛び出したグラス越しのPC操作。
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ガラスに投影されたClearTouchの画像。パソコン上でマウスを使ってカーソルを動かすのと同じ感覚。画面上で指を1秒以上止めるとマウスをクリックした時と同じ動きになる。

PC画面をショーウインドウや、ガラスに投影したものが、まるでキーボードのないPCそのもののように機能するインタ―フェィスがこのClear Touch(クリアタッチ)。つまり、ガラスをタッチするだけで情報をコントロールできる。例えば、ブティックなどの店舗内に設置されたディスプレイ画像を、店舗のウインドウ越しに操作できたりする。新しいスタイルのウィンドウショッピングとして、また閉店後や、休業日でも通りがかりの人にオンラインショッピングサービスやインフォメーションを提供できる。いわば、タッチパネル付きウェブサイトにもなるわけだ。画像のサイズも自在に調整できるので、スペースをいかした広告ディスプレイとしても役に立つ。ガラスを一枚立ててインタラクティブにプレゼンテーションすることができるので、展示会や博物館などのショーケースでも人気がある。

 

 

GestureTek IncTM(ジェスチャーテック社)について

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カナダに本社を置き、1986年に設立以来、カメラで捉えた人の映像を解析し、画面に取り込んでゲームなどをコントロールできるGesture XtremeをはじめとしたGestureTekプロダクトを市場に送りだしてきた。GestureTek IncTMの持つインターフェイス技術、VGC(Video Gesture Control)技術は、その卓越した性能から、既に特許を取得済みで、バーチャルなビジネスミーティングや、ゲームにいたるまで、あらゆる可能性を持って様々な産業に取り入れられており、リハビリなどの医療の分野でも取り入れられるまでになった。国際的な展示会や新商品のラウンチ、PR活動の場面でプレゼンテーションのために用いられるだけでなく、VGC技術そのものが、メーカー各社の製品に取り入れられて商品化の後、世界各地の市場に普及している。

Singapore Kitamura Industries Pte Ltd
(シンガポール キタムラ インダストリー社)

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シンガポール キタムラ インダストリー社は、GestureTek IncTMのシンガポール国内唯一の公認代理店として、シンガポール国内での「GestureTekプロダクト」普及に努めている。日本国内外のゲームソフトやコンテンツのアウトソーシング先として知られるTOSEソフトウェア社( 東証、大証一部上場)を関連会社に持ち、顧客のニーズにあったソフトウェアの企画開発、制作も可能なので、ハードの提供のみに留まらず、トータルに「GestureTekプロダクト」をカスタマイズすることができる。また、機材の貸し出しもしているので、展示会や、プロモーション等、必要な期間だけレンタルするという対応も可能だ。

シンガポール キタムラ インダストリー
203, Kallang Bahru 339340
TEL:6296-4323/担当:太田(Mr.)

203, Kallang Bahru Singapore 339340

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.080(2006年08月21日発行)」に掲載されたものです。
文=桑島千春

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