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2014年4月21日

魅力的な商品をアジア全域に日本企業の海外進出の助けになりたい

Rakuten Asia Pte. Ltd Singapore e-CommerceDeputy General Manager (EC consultant) 森谷知弘さん

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すっかり定着した、インターネット通販が楽しめる日本最大級の総合ショッピングモール「楽天市場」のシンガポール版が今年1月14日、グランドオープンした。近隣諸国の消費者も利用可能で、東南アジアでの販路拡大を目指したい日系企業にとっても力強いパートナーになりそうだ。サイト運営を手掛ける現地法人、楽天アジア シンガポールEコマース部門の森谷知弘氏に、事業戦略について伺った。

 

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――シンガポールの「Rakuten」はどのようなサイトですか。
出店している企業の商品をパソコンやスマートフォンなどから買うことができます。宅配はシンガポールポスト、ヤマト運輸と提携しており、店舗さんによっては自社便もあります。商品は日本のものが半数以上です。日本の商品はお客様がご注文後、空輸で運び、最短4日でシンガポールのご自宅に届きます。シンガポールの商品は、早いものは1日で届きます。

 

――どんな商品が、どんな方に人気がありますか。
日本文化に興味がある人にはファッションアイテム、ガンダムのプラモデルやマンガなどの商品が売れています。その人気は予想通りでしたが、予想以上に食品や日用品が売れています。例えば、日本のお米、美容・健康食品、カニ、チョコレート、スナック菓子、おむつ、家電など。購買は半数以上が女性、30代前後の若者が多いです。スマートフォンからのお買い物や、facebook広告からのサイト来訪者が他の国と比べても多いのも特徴的です。

 

――当地で先行する通販サイトとの差別化は。
日本でしか買えないもの、ニッチな商品を早くお手頃に手に入れたいというニーズにお答えできること。そして、日本で培ったノウハウを生かし、「安心」「便利」「楽しい」という基本のコンセプトを徹底し、日々改善しています。「安心」は、お店の詳細な情報や店長さんの人柄を出すことで、どんなお店なのか顔が見える工夫をしたり、返品ポリシーも明確にしたりしました。「便利」は、サイトデザインの改善。クリックしやすいボタンのデザインや位置、言葉の使い方は何か。「ここまで見た後で買うのをやめた」といったような、お客様の購買動向調査をしてきた結果が生かされています。そして「楽しい」は、キャンペーンを目白押しにして、楽しくお買い物できる仕掛けを次々に打ち出しています。黙って商品を並べるだけの「自動販売機」ではネットで物は売れないですから。

 

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