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ビジネス特集

2019年1月29日

華人にならって福を呼び込む! 春節inシンガポール

 

 今年の旧正月は2月5日(火)6日(水)。みなさんはどう過ごす予定ですか?風水や縁担ぎをとても大事にする華人が7割強を占めるシンガポール。今年は「招福」をテーマに、チャイニーズ・スタイルの旧正月を楽しんでみてはいかがですか?

 

大晦日、そして元旦の過ごし方

 大晦日の晩、シンガポーリアンは一家が集まって夕食をとることが多く、元旦になると「恭喜発財」(コンシーファーチャイ;「商売繁盛」の意味)、「新年快楽」(シンニェンクワイラー)などと新年のあいさつをします。正月2日は親戚、友人宅を訪問しあい、食事をしたり、縁起物である偶数個のマンダリン・オレンジを交換したりして運気を上げます。3日は 運気が良くないと言われる奇数の日なので外出をひかえます。4日は初詣の日で寺(仏教)、観(道教)はにぎわいます。9日は玉皇大帝の誕生日で、8日目の夜から玉皇大帝にささげるお供え物を飾り、9日の夜0時と同時に紙銭を燃やし、線香を持ってお祈りします。

春聯

 旧正月シーズンに家の玄関や寺院、ショッピングモールなどの建物の入り口に一対で貼られた、漢字が並ぶ紅い紙。これは、「春聯(しゅんれん)」と呼ばれる、中華圏の伝統的な風習の一つ。縁起のよい句が書かれた春聯を家の入り口などに貼り、新年の幸福や繁栄を願います。春聯はめでたい一対の句で、「歳々平安日 年々如意春(年ごとに平安な日々を迎え、毎年が春のよう)」といった文句がポピュラーだそう。今年はこの美しい句をしたためて、家の入り口に貼ってみてはいかがでしょうか。

逆さまの「福」

 中華系のレストランでもよく目にする「逆さ福」。「どうしてわざわざ逆さに?」と思いますよね?中国語で「倒」と到着の「到」の発音が同じなので、福を逆さまにすると「福倒了=福到了」→「福が到着する」、という意味になることが理由だそうです。中国語では「音」で縁起を担いでいることが多く、理由を聞くまでわからないケースも。

獅子舞

 「見る者に福をもたらし、邪気をはらう」と言われるライオンダンス。縁起物なので「シャンシャン」と楽団の音が近づいてきたら、是非人だかりに混ざってみましょう。最近は電飾付きのライオンなども登場し、デザインもカラフルに。

アンパオ

 年長者は子供や独身の者にお年玉袋(「紅包」;アンパオ)を渡します。その中には新しい紙幣が偶数枚入っています(金額も偶数)。銀行で新札を用意し、渡しましょう。習い事の先生やコンドミニアムのセキュリティの方など、普段お世話になっている人々に6ドル〜20ドル(約480~1600円)の間で渡すケースが多いようです。

マンダリン・オレンジ

 旧正月の期間には、2個または偶数個のマンダリンオレンジ(桔子)を贈り合う習慣があります。中国語の「桔」の発音が「吉」に似ていることから「幸運」を運ぶものとして好まれ、蜜柑(みかん)の「柑」の発音やオレンジ色が「金」に通じることから「金運」をもたらすとされています。親戚や友人を訪問する時にはオレンジを持って行きましょう。帰るときには別のオレンジが手渡されます。こうして交換し合うことによって、「運気を回す」ことになるそうです。この時期、オレンジはマストバイですね。

 

知育コーナーにも「逆さ福」と「マンダリン・オレンジ」が(紀伊国屋オーチャード店にて)

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