シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第1回 現地採用のポテンシャル

アジア人事課題解決

2018年7月9日

第1回 現地採用のポテンシャル

 

MTG社は1996年に名古屋で創業したブランド開発カンパニー。2014年に設立したシンガポール現地法人は主に東南アジア地域で事業を展開。特にグローバルトラベルリテール部門は急成長を遂げている。ビューティ製品「ReFa」や、電気で筋肉に刺激を与えるEMS(Electrical Muscle Stimulation)でボディの効率的なトレーニングを目指す「SIXPAD」など。

 

 

上田さんは、同じくコンシューマグッズ業界での経験が長く、海外経験は30年以上。香港ではダイレクターを務め、販売戦略、総務、人事に精通。
転職活動していたところ、MTG社に出会い、社長として就任。
当時5名の組織を、15名まで拡大。島内でのプレゼンスも高まっており、20~25名体制を目指す。“万物流転”をテーマとし、変化に対応し、常に最高と最悪のケースのシナリオを考えて落としどころを探り、そのうえでスタッフを信頼して仕事を任せていく事で更なる拡大を見据える。
MTG社では、「理念」をとても大切にしており、毎朝の朝礼では理念手帳を唱和。海外ではその価値観を共有するのは難しいが、それでも、伝え方を間違えなければ理解を深めることができるので、朝礼の場では上田さんの考えをできる限り具体例を挙げ伝えているそう。

 

 

以前は若手やポテンシャルを見ての採用が一般的であった現地採用ですが、昨今は経験者層の登録が拡大しています。
30代以降の登録者は2018年に入り昨対比25%伸びています。ビザ厳格化の一方で、国外へチャンスを見出すミドル層が増加、それに乗じて平均内定金額も上昇しています。
“家族がいる人に海外現地採用は無理”といった常識はもはや通用しなくなっており、家族帯同で海外を目指す人や、海外就業であれば雇用形態は問わないといった大志ある候補者が増えているのも事実です。

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.335(2018年7月1日発行)」に掲載されたものです。

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