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Facebookビジネス活用

2018年1月31日

第6回 「ターゲティング設定」をするか否かで広告効果は大きく左右する

今回はFacebookマーケティングでもっとも重要な、ターゲティングについてです。Facebookの最大の強みである、彼らが持つ膨大なデータベースを活用し、自社の目的に応じたターゲティングをして的確な方々に告知をしましょう。

 

まずターゲティングをするためには「広告マネージャー」を開きます。左上のFマークの横の三本線をクリック⇒すべてのツール⇒オーディエンスの順にクリック。オーディエンス画面を開いたら、左上のオーディエンス作成⇒保存済みのオーディエンスの順にクリック。

 

画面を開いたら、告知ターゲットを作成していきましょう。これから作成するターゲットの名前を入力してください。次に地域を設定します。開いた状態ではシンガポール等の国名が入っていると思いますが、さらに地域を絞りたい場合は「店の住所から半径何km以内の方をターゲットにしたい」等、入力Boxに住所を入力⇒半径何kmに絞るかを設定。

 

次にターゲットの年齢層、性別を設定します。入力、設定を進めるごとに右上の「推定オーディエンス」の人数表示が更新されますので、参考にして下さい。

 

続いて「詳細ターゲット設定」をしていきます。まずBox横の「参照」をクリックしてみて下さい。利用者層、趣味、関心等が出てきます。それぞれをクリックするとさらなる詳細が出てきますので、自社に合うターゲットを設定して下さい(例:誕生日月の方だけをターゲットにしたい場合には、利用者層⇒ライフイベント⇒誕生日⇒月を選択)。こちらで大まかなターゲットを設定可能です。さらに細かくターゲットを絞り込む場合には、Boxに告知したい方の興味、趣味、行動等を具体的に入力して下さい。入力数に限りはありませんのでいくつでも入力できます。競合の会社名、店舗名を入力するのもオススメです(競合他社のページにファン数が少ない場合には入力できません)。次に「つながり」をクリックし、メニューから選択していきます。完了したら保存しましょう。

 

実はどれだけ詳細にターゲティングしていくかで広告効果に大きな違いが出てきますので、面倒がらずにしっかりとターゲット設定をして下さい。また、ターゲティングには数え切れないほどの手法があります。保存済みオーディエンス以外のカスタムオーディエンス、類似オーディエンスも超強力なマイクロターゲティングが可能ですが、そちらは次回触れます。ターゲティングは成功に欠かせない部分で、次回セミナーでも詳しくお話する予定ですので、ぜひご参加下さい。

web325_IMG_6803著者プロフィール   

菅 和義

Communications Factory Pte Ltd (Founder & Social Media Guru)
Hallo Pte Ltd (Founder & CEO)
市場とのコミュニケーションを円滑に行うためのクロスメディア・マーケティングおよびキャンペーンのスペシャリスト。最適なメディアの選定から立ち上げ、運用までを支援している。クライアントは日本、シンガポール、欧米の飲食、航空、メディア、建築デザイン、美容、車関連企業などさまざま。ビジネスにおけるFacebookやSNSの活用、各ビジネスに最適なソーシャルグラフ、データベースを活用したマーケティング手法についての講座、講演もグローバルに行っている。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.330(2018年2月1日発行)」に掲載されたものです。

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