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座談会

2017年8月25日

シンガポールの日系飲食店、成功のカギ!

数多くの日系飲食店が進出するシンガポール。日本貿易振興機構(JETRO)によると、2016年1月時点でシンガポールにおける外食店舗の総数は約2万6,600超にのぼり、うち1,400あまりが日本料理店という。日本へ旅行に行くシンガポール人も増える中、当地における日本食へのニーズはどう変化し、シンガポールに進出する飲食店にはどのような取り組みが求められているのか。シンガポールで事業展開する日系飲食業4社からエキスパートにお集まりいただいた。

 

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web325_IMG_1552AP COMPANY INTERNATIONAL SINGAPORE PTE. LTD.
ダイレクター
植村 稚子さん

 

サントリー系列企業の駐在員として2003年に来星し、飲食店のプロデュースに携わる。その後、当地で飲食業のコンサル会社を立ち上げ、2015年にクライアントだったAP COMPANY INTERNATIONAL SINGAPORE PTE. LTD.に参画、現在ダイレクターを務める。現在AP COMPANYは、シンガポールで居酒屋「塚田農場」や「四十八漁場」など8店舗を展開している。

 

web325_IMG_1543TEPPEI PTE. LTD.
ダイレクター
山下 哲平さん

 

20歳で博多の寿司店に就職。その後天然フグ専門店や、東京赤坂の割烹料理屋で修行を積み、2006年に寿司店「天勺」のスタッフとして来星。その後2011年に、和食店「哲平」を開店したのを皮切りに、2014年には姉妹店「はなれ」「華花」「哲平食堂」、2016年にはうなぎ専門店の「鰻満」と、新しい業態で次々と店舗をオープン。今後もシンガポールで新たな挑戦を続ける。

 

web325_IMG_1532KEISUKE SINGAPORE
ダイレクター
佐藤 信康さん

 

東京の「日本料理 鴨川」などで修行した後、フードチェーン店を手掛ける「ラムラ」に転職、そこで後の「らーめんけいすけ」創業者の竹田敬介氏と出会う。竹田氏の起業後、その会社に参画。2010年に「海老ラーメン Keisuke Tokyo」出店のためダイレクターとしてシンガポールへ。一時帰国を経て再び単身で来星。現在は「豚骨王」「Ramen Keisuke Lobster King」 「天丼いつき」など11業種12店舗を統括する。

 

web325_IMG_1539TOMIZUSHI INTERNATIONAL PTE LTD
ジェネラルマネージャー
岩崎 貴之さん

 

寿司店「富寿し」の本社所在地である新潟県出身。大学卒業後、東京都内の企業に就職し、その後新潟へUターン。スキー場の営業職を経て富寿しに入社した。シンガポール1号店立ち上げのため、2010年に来星。現在はシンガポール地区統括として、ミレニアウォーク、ノビーナ、カトンにある「富寿し」3店舗と、その姉妹店でカッページにある「越後亭」の4店舗を任されている。

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