シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第5回 チャートソフトを使ってみよう

やってみよう!シンガポールで資産運用

2017年7月26日

第5回 チャートソフトを使ってみよう

会社の給料もなかなか上がらないし、老後にちゃんと年金がもらえるのか心配……お金に関する不安は多くの人が抱えているはず。このコーナーではM&R Partnersの三方麻琴氏が、初心者の人にも分かりやすいよう資産運用のポイントを解説、 実際に利益を出すまでの手順についてレクチャーします。

前回は、実際にトレードをするためにどのような準備が必要なのかを解説していただきました。今回から次回にかけて、本番環境でのトレードを実践してみたいと思います。

 

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編集S:先日、スタンダードチャータード銀行で口座開設の手続きをしましたが、実際にトレードが可能になるまで1週間ほどかかるそうです。それまでにやっておくべきことはありますか。

 

三方:同銀行の場合、手数料は安いもののチャートソフトがないので、自分で用意する必要があります。

 

編集S:チャートソフトにもたくさんの種類があります。どれを使えばいいでしょうか。

 

三方:私のおすすめは「TD ameritrade (thinkorswim)」です。このチャートソフトの利点は以下の通りです。

 

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1. 過去から現在までのローソク足(キャンドルスティック)チャートを見ることができる
2. テクニカル指標を簡単に設定できる(移動平均線、MACDなど)
3. チャート上にトレンドラインやメモを入れられる
4. 取引時間中はリアルタイムで株価の動きを見ることができる

 

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このソフトを使いながら株価をチェックし、実際のエントリーはスタンダードチャータード銀行の口座から行うといいでしょう。

 

編集S:このソフトを使うには、まずはサイト(https://www.tdameritrade.com.sg)にアクセスし「Open New Account」を選択、画面の指示に従って情報を入力していくんですね。

 

三方:ステップに沿って個人情報を入力していきましょう。登録自体は無料です。登録が終わると、ソフトウェアをダウンロードすることができます。Windows版、Mac版両方がありますので、ご自身のPCのOSに対応するものを選んでください。

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