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シンガポール成長企業レポート

2016年9月8日

サンマルク(Saintmarc Southeast Asia)

チョコレートをキーコンテンツに5ヵ国に出店果たす

2012年、大型商業施設ビボシティ内にシンガポール1号店をオープンしたサンマルクカフェ。クロワッサン生地でチョコレートを包んだ「チョコクロ」を看板商品に、その後も順調に店舗数を増やしており、マリーナスクエアに2号店、ラッフルズシティに3号店をそれぞれ出店、イーストコーストパークの4号店では新たな業態として、パスタやハンバーガーも提供する「ベーカリー・アンド・バー・サンマルク」をスタート、さらにチャンギシティポイントでは5号店を出店した。

 

東南アジア各国へのサンマルクカフェの出店も順調に続いている。すでにフィリピンに7店舗、タイに3店舗、インドネシアに2店舗、マレーシアに1店舗を構え、シンガポールを含む東南アジアの主要5ヵ国に計18店舗を展開している。

 

「当社のキーコンテンツはチョコレート。東南アジアの国々には甘いものが好まれる土壌があり、そこに受け入れられたのだと思います」同社CEOの三宅隆文氏はこう分析する。フルーツなどの食材は、現地調達を基本にする一方、クロワッサンの生地とチョコレートについては厳格な品質管理を行っており、基本的に現地製造は認めない方針という。

 

シンガポールでの展開について、三宅氏はこう振り返る。「シンガポール国内では、賃料が高騰を続ける一等立地での店舗経営が特に難しいといえます。売上に対する賃料の比率が25%を超えると基本的に飲食業では商売が成り立ちませんが、人が多く集まる一等立地に出店すると、どうしても賃料が高くなってしまいます。そこで、賃料の安い場所で目的来店型の店舗を出せばいいのではないかという仮説を立てました」。

 

選んだ場所はイーストコーストパーク。そこでオープンした4号店は、子供連れでも気軽に楽しめる地域密着型の店舗を目指した。「近くの飲食店にはパブが多く、差異化を図るという意味でも、家族連れでも楽しめるようフレンドリーな雰囲気にすると同時に、価格帯を抑えるなどの工夫をしました」。現在4号店は、シンガポールの5店舗の中でも売上がトップという。「フィリピンでは2店目以降、店内にキッチンを設け料理を提供しており、シンガポールの4号店で得たノウハウが役立っています」。

 

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