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2012年2月20日

Q.どこでもインターネットを使いたい。どんな方法があるのか?

外出先でのインターネット活用方法(シンガポール国内編)

競争の激化によって、より高まるコスト削減圧力。一方、人件費、事務所レンタル費の高騰も続いている。人員増強が困難な中、ビジネスマンはより効率的に仕事をこなしていかなければならない。どこからでもインターネットにアクセスできる環境は、外回りの多い営業や顧客サポートスタッフにとって強い味方だ。

 

(1)スマートフォン、3Gまたは4Gアクセス機能付タブレットPCの使用

基本的に携帯電話の契約とデータ通信の契約が必要になる。携帯機器によっては両方がバンドルされた契約がある。SingTelの場合で見てみると、お薦めのプランは以下のようなものとなる。

 

  • 携帯電話の契約プラン:iOne Plus S$25.68/月(100分の通話料付)
  • データ通信プラン:Premium S$13.45/月(10GBまで)

 

データプランは、10GBまでの通信データ量が含まれる。これを超えると通信量に従って課金されるが、最大S$39.90となっているので日本であったように何百万円もの請求が来ることは無い。なお、上記価格はシンガポール国内での使用料金であり、海外から利用した場合は、高額な使用料金が請求されることもあるので注意されたい。

 

(2)3G回線または4G回線用USBモデムによるアクセス

  • データ通信プラン:Priority 7.2 でS$40/月(3G回線で50GBまで)

 

このプランでは、USBポートに繋ぐモデムが付いてくる。使用するためにはUSBモデムの中に入っているプログラムをパソコンへインストールしておく必要がある。Priority 7.2での最大通信速度は3.7Mbps。4G回線を使い最大12Mbpsでの通信が可能なPrestige 75と呼ばれるプランもある。

 

(3)スマートフォンを経由したインターネットへのアクセス(テザリング)

スマートフォンのデータプランを契約していれば、使用しているスマートフォンを中継装置として使える。この機能はテザリング(Tethering)と呼ばれる。Samsung Galaxy S2等では、基本機能として組み込まれている。パソコンとスマートフォンを無線で接続する方法を紹介しよう。

 

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まず、スマートフォン側のテザリング機能を設定する。テザリング機能を持つアンドロイド携帯の場合は、設定から”無線とネットワーク”を選択。次に”テザリングとポータブルホットスポット”を選択。”ポータブル Wi-Fiホットスポット設定”を選択。ここで無線LANのSSIDとセキュリティ方式、パスワードを設定する。SSID名は何でも構わない。セキュリティは必ずWPA2 PSKを選択する。パスワードは最低8文字。簡単なパスワードは避ける。設定を保存した後、”ポータブル Wi-Fiホットスポット”にチェックを入れればOKだ。PC側から、設定したSSIDを探し、接続をクリック。ネットワークキーを聞いてくるので、設定したパスワードを入力する。自動的に接続するようにしておく。次回からはスマホ側のテザリング機能をONにして、PC側の無線LANのスイッチを入れれば繋がるようなる。スマホ側のテザリングのON/OFFを簡単に切り替えられるガジェットボタンを入れておけばより手軽に使えるようになるだろう。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.206(2012年02月20日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=Huminte Pte Ltd 川田 康廣
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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