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企業IT・システム相談

2005年4月25日

Q.東南アジア各拠点と回線を結びネットワークを構築したいのだが、専用線やフレームリレーなどではコスト面の負担が大きいので、IP−VPNやインターネットVPNを選定しようと思うのだが詳しく教えてほしい。

ネットワーク構築

インターネットVPN

インターネットを経由して構築される仮想的なプライベートネットワーク(Virtual Private Network)のこと。インターネットVPNを経由することによって、機密を保持したまま遠隔地のネットワーク同士をLANで接続しているのと同じように運用することができます。インターネットVPNでは、バックボーンにインターネットを使うため、回線を維持するための費用が非常に低く、専用線などと比べて極めて低コストで運用することができます。インターネットを流れるデータはそのままでは盗聴されてしまう恐れがあるため、インターネットVPNでは、IPsecというインターネットで暗号通信を行なうための規格にもとづき、通信内容を暗号化し、機密性の高いデータを通信できるようにしています。

 

IP-VPN

IPベースのネットワークを利用した仮想LANとしては他にIP-VPNがあります。これは、インターネットを介さず、通信事業者の閉域IPネットワーク網を通信経路として用い、自社専用ネットワークであるかのようなWANを構築できるサービスのことです。この通信事業者網は複数の企業で共有するため、自社独自のネットワークを持つ場合(専用線によるネットワーク構築)に比べて利用料が抑えられます。また、ルーティングは網側で行なうため、運用も容易です。網内では、拠点間でやり取りするIPパケットに自社の通信であることを示すラベルを付与することで、仮想的な自社専用ネットワークを作ることが可能になります。

 

インターネットVPNとIP-VPNの比較

どちらが適しているかは、運用形態や費用をどう考えるかで変わってきますので、サービス業者に詳しくはご相談ください。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.041(2005年04月25日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=ASIAN PARTNERS
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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