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健康相談

2010年6月21日

Q.しょっちゅう寝違えを起こすのですが、何かいい予防法や対処法はありますか?

寝違えを予防するには?

目覚めたら、首が痛くて動かせないという経験をお持ちの方は多いと思います。「寝違え」は何らかの原因により、首の周囲の靭帯や筋肉に炎症が起こっている状態です。また「寝違え」では、首の周囲や首から背中にかけての筋肉に異常な緊張があることが多いと言われています。

 

その原因には以下のようなことがあると考えられています。

 

  1. 睡眠中の姿勢により、首に負担がかかっている場合。 人は眠っていても、身体の位置を無意識に変えて、一部に負担が集中することがないようにしています。しかし、泥酔していたり疲労がたまっていたりすると、それができず、「寝違え」を起こしやすいと言われています。また、横向きで寝る場合などは、枕の高さが合わないことが原因となることがあります。
  2. リウマチや変形性頚椎症などの慢性疾患がある場合。 関節の変形などから可動域が制限され、血流も悪くなりがちで「寝違え」を起こしやすくなります。
  3. 精神的な問題をかかえている場合。 ストレスにより筋肉の過緊張状態が続くと、「寝違え」を起こしやすくなります。
  4. 肝臓、膵臓、腸などの内臓に問題がある場合。 背部の筋肉に負担がかかりそれにより「寝違え」が起こりやすいと言われています。
  5. 急激な気温や湿度の変化がある場合。 急激な環境の変化があると、重い頭部をささえている首には負担がかかりやすいのです。

 

「寝違え」の予防法としてはこれらの原因をできるだけ取り除くことが大切です。

原因となる疾患があればその治療が第一であることは言うまでもありません。

次に「寝違え」の対処法についてお話します。

自分で出来る「寝違え」の対処法として、有効と考えられることは、痛みのある部分を冷やすことです。横になれるようならタオルなどで枕を楽な高さに調整して仰向けになって冷やすとよいでしょう。冷却以外の処置は、専門家にまかせた方が無難です。急性期に首を温めたり、マッサージを受けたり、痛みをこらえて首を回したりすることは、病状を悪化させることが多いのでやってはいけません。とにかく症状が強い場合は、できるだけ早く医療機関を受診し、レントゲン等の検査を受け正しく診断された後に、専門家による治療を受けましょう。

 

一般的な治療としては、消炎鎮痛剤や筋弛緩薬(筋肉の緊張を和らげる薬)の内服、湿布、局所の注射およびカイロプラクティックなどがあります。特にカイロプラクティックは「ぎっくり腰」の時と同様に「寝違え」にも即効性があり、薬物による副作用の心配をしなくて済むのでお勧めの治療法です。

単なる「寝違え」と思って甘く見て、治療せずに放置しておくと、肩や腕にも痛みやしびれが出てくることもあるので注意しましょう。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.169(2010年06月21日発行)」に掲載されたものです。

本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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