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健康相談

2005年8月1日

Q.赴任してから初めての健康診断を受けたいのですが、バリウム検査(飲みづらい事や、過去にひどい便秘を経験しました)に代わる検査法はありませんか?

健康診断

バリウムを飲むX線検査は胃の形状(でこぼこ等)を間接的にレントゲン撮影しフィルムで診る検査です。形状の変化が少ない小さな病変はわかりにくいという欠陥があります。また検査後に下剤を飲み、体内のバリウムを排出します。この時に水分の摂取が少ない等の要因で便秘になる事もあるようです。

 

現在は胃内視鏡検査(通常胃カメラと呼ばれる事もあります)が主流になってきています。内視鏡とは、外からは見えない体の内部を、先端にレンズのついた管(スコープ)を挿入しリアルタイムで観察・記録する機器です。先端に装着されている器具によってその場での処置・治療が可能です。管状の挿入部は曲がりくねった体内を傷つけることがないよう、程良い柔軟性を持ち合わせています。疑わしい潰瘍やポリープなどが見つかればその場で切除したり、出血部位を止血したりすることも出来ます。しかし異物を口から体内へ挿入するわけですから気になるのが管の大きさと痛みの有無です。内視鏡検査を日本で経験された方は、鎮痛剤なしに挿入される為、苦しい体験をされるようです。当地では静脈注射(軽い鎮静剤)を使用しますので苦痛もなく安心して受けていただけます。大きさは外径9mm前後です。検査対象はスコープを挿入していく経路順に、食道・胃・十二指腸となります。スコープ先端には組織を採取できる装置があり、これを用いて組織を採取し、回収して病理診断用のサンプルを出します。慢性の胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因と言われている“ヘリコバクターピロリ菌”の有無を調べる検査が含まれます。医師の眼となり、手となる内視鏡検査は精度の高い検査法としてお勧めします。レントゲン検査による被爆もありません。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.055(2005年08月01日発行)」に掲載されたものです。

本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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