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企業紹介

2013年6月12日

在星日本人に安心と信頼を届けて30年

ジャパン グリーン クリニック

海外在留邦人のための総合医療センターとして

ジャパン グリーン クリニック(JGH)が開院したのはちょうど30年前の1983年6月。シンガポールおよび周辺各国に住む日本人に日本の医療を提供するクリニックとして、日本の倉敷成人病センターが中心となって設立されました。
日本の医師免許を持つ日本人医師がシンガポールで邦人診療の許可を得られたのは、創立スタッフの情熱に加えて、内外関係者の支援があったからこそ。初めは少人数の日本人医師によるクリニックでしたが、海外での病気やけがで不安な時に日本人医師に日本語で受診できるようになったという安心感は、多くの日本人にとって本当に心強いものだったことでしょう。
その後、日本からの進出企業の増加と共に在留邦人数も増え、小さな子供を持つ若い世代が増えたことなどから、患者側のニーズも多様化。JGHでは内科、外科の他、小児科や耳鼻咽喉科など各科を専門とする医師による増員で対応してきました。

 

 

オーチャードを代表するショッピングモールのひとつ、パラゴンの10階にある本院は、各種血液分析装置、X線、超音波、内視鏡などの検査機器を完備。日本人検査技師陣の常勤する健康診断は海外からの受診もあります。さらに、肩痛・腰痛などの治療やリハビリを行なう理学療法、日本人歯科医師による歯科部門、JGHデンタルクリニックも揃ったまさに総合メディカルセンターです。

 

 

JGHの30年

1983

  • ジャパン グリーン クリニック開設
    シンガポールで最初の日系クリニックとして在留邦人向け診療を開始

1991

  • 英国・ロンドン中心部にジャパン グリーン メディカル センター開設

1993

  • 英国・ロンドン北部にアクトンクリニック開設

1999

  • JGHデンタルクリニック開設
    日本人歯科医師診療開始

2000

  • パラゴンにクリニック移転
    外来、健康診断、歯科のそろった総合医療施設に

2003

  • 中国・上海に上海 グリーン クリニック開設

2005-2008

  • X線等デジタル対応医療検査機器に移行

2007

  • 理学療法開始
    肩痛、腰痛等の治療、怪我のリハビリ等にも対応

2012

  • シティ分院開設
    ビジネスパーソンのニーズに対応

2013

  • ジャパン グリーン クリニック開設30周年

ビジネスパーソンの健康をサポートするシティ分院

風邪で発熱したり、ひどく咳き込んでいても仕事を休まず、マスクをしながら頑張ってしまう日本人ビジネスパーソンは少なくありません。そこで、仕事の合間や移動中のちょっとした空き時間で日本人ビジネスパーソンが利用しやすいようにと開設されたのがシティ分院。MRTラッフルズ・プレイス駅E出口から徒歩1分という便利なロケーションにあるエクイティ・プラザ7階にあります。シェントン・ウェイ界隈やタンジョンパガー、マリーナ・ベイ・フィナンシャルセンターはもちろん、AYEの出口に近いため車でのアクセスも便利です。完全予約制なので、待ち時間もほとんどなし。体調が良くないまま出社してしまった時でも早めの手当が受けられます。

 

 

海外出張の前に予防接種を

シティ分院の利用で多いのが予防接種。シンガポールからは、東南アジア各国だけでなくインドなどの南アジアやアフリカなどへ出張するケースも多く、国によっては特定の伝染病に対する予防接種を受けていないと入国できない場合もあります。また、予防接種の種類によっては、期間を空けて数回にわたって接種が必要なものもあり、1回目は日本で済ませたもののその続きを接種しなければならない、という人も。シティ分院では、狂犬病や肝炎などのほか今年から黄熱病の予防接種も開始、ビジネスパーソンのニーズに対応するトラベルクリニックの役割も担っています。

 

 

ジャパン グリーン クリニック(JGH)が目指すもの

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JGH Holdings Pte Ltd
マネージングダイレクター 小松 慎一氏

JGHはおかげさまで設立30周年を迎えました。これも、安心して信頼できる病院として在留邦人の皆さまに選ばれてきたクリニックであるからこそと、大変ありがたく思っております。
各国で外国人医師や外資系医療機関設立に対して規制があるなか、これまでにシンガポール、ロンドン、上海で、日本人医師による治療を行うクリニックを運営してまいりました。海外赴任に家族を帯同するには、安心して暮らせる環境が必要です。日本人および日系企業が海外に進出するにあたって、医療は学校などと並ぶ重要なインフラのひとつ。海外在留邦人数は年々増加しており、特にインドネシア・ジャカルタやベトナム・ハノイ、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイなど日系企業の進出がめざましい地域に赴任されている方からの進出要請もあります。当院としても、これらの地域に住む在留邦人の方々のニーズに応えるべく、現地の病院との提携や、交通の便が悪い地域に住む方々へのIT技術を駆使した遠隔医療の可能性などを模索しております。
JGHでは、さまざまな専門分野の日本人医師が揃っているだけでなく、看護師や検査技師、受付担当などのスタッフも含め、当院全体で質の良い医療サービスを提供できるよう努めております。そのためにはスタッフ間のチームワークが大事。例えば、受付の担当者が患者さんのことをよく見て、よく聞いて、よく伝えることで医師や看護師が適切な処置を行うことができます。また、岡山県にある当院の母体・倉敷成人病センターにて、シンガポール人スタッフや日本人検査技師、看護師などが最新の医療知識やシステムを吸収する機会を持ち、スタッフのレベル向上を常に図っています。
患者さんが病院に来るのは病気などで困っている時で、いわばマイナスの状態です。そこからできるだけ早く健康な状態に戻すには、エネルギーも要しますし十分なケアが必要です。JGHのグリーンは、安心や信頼を表す色でもあります。これからも、患者さんの目線で、質の高い医療を提供し続けることを使命として、在留邦人の皆さまに安心と信頼をお届けしていきたいと考えています。

 

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※ジャパン グリーン クリニックシティ分院は2015年2月にワン・ラッフルズプレイス・タワー1(#19-02,One Raffles Place Tower 1)に移転しました。

ジャパン グリーン クリニック ウェブサイトwww.japan-green.com.sg
Eメールreception@japan-green.com.sg

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